内容説明
小学校二年生から中学校卒業まで、佐賀のばあちゃんに育てられた昭広。野球名門校への入学が決まり、かあちゃんの住む広島へ帰る時がきた。めざすは夢の大舞台・甲子園!広島での新生活、つらい時も悲しい時も昭広を支えたのは、ばあちゃん仕込みの「生きる知恵」だった…。波爛万丈の高校時代から、お笑いの世界へ飛び込むまでをつづった笑いと涙の物語。
目次
1 さよなら、ばあちゃん
2 ただいま、かあちゃん
3 ばあちゃんの銀のさじ
4 ばあちゃんの手
5 めざすぞ甲子園
6 中華料理店上海楼
7 叶わなくても夢は持て
8 決闘東山公園
9 藤木商店の人々
10 牛田本町の青春
11 夢・第二幕
著者等紹介
島田洋七[シマダヨウシチ]
1950年広島県生まれ。本名・徳永昭広。小学校2年生から中学校を卒業するまで、佐賀県の祖母のもとで育てられる。75年、島田洋八と漫才コンビ「B&B」を組み、77年に第6回上方お笑い大賞銀賞を受賞。80年代の漫才ブームで一躍脚光を浴び、現在もテレビ・舞台等で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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下良
17
広島での高校野球球児の頃。友達思いで勇気と男気がある。打球を受けて肘を壊して野球を諦めざるを得なくなったのは残念だ。2021/01/18
ぶんこ
14
がばいとは 「すごく」という意味の佐賀の言葉。洋七さんのおばあちゃんが素晴らしい!! また、先生達も素晴らしい。運動会に、貧しいお弁当しか持ってこられない洋七さんに、「先生はお腹をこわしたようで、食べられないから、お弁当を交換してくれないか」 と言って、食べさせてくれました。 幼少期の先生の影響って、凄くあると思う! 良い先生に恵まれたのと、悪い先生に当たってしまったのとでは、その後の人生さへも変えてしまうと思います。
再び読書
10
働け、まず米を買え、それから味噌と醤油を買え、働けば友達も出来る、信頼もついてくる。世のニートに聞かせて実践して欲しい言葉であり、真理だと思う。最後の最後まで働き続けたばあちゃん。その生き方で、子供たちを孫たちを、周りの人々を引っ張って行ったばあちゃんの凄さがにじみ出る本であった。子供たちにも是非読んで欲しいシリーズです。この本だけ違う出版社だったため時系列がずれて読んでしまいました。2013/03/08
やぎママ
8
1980年代の漫才ブームを牽引したB&Bの島田洋七が自身の生い立ちをつづり400万部のベストセラーとなった「がばいばあちゃん」シリーズ~とっても読みやすい文体~明治、大正、昭和、平成を力強く生き抜いたがばいばあちゃんの生きるエネルギーはどこから来るのか…洋七がいくつもの挫折を乗り越えられたのも、ばあちゃんのおかげだね~読めば元気をもらえます!2020/03/16
ゆかたん
5
がばいばあいゃん、いいなぁ。 いい風に育ててくれたんだな。 他の本も読んでみたい。2017/07/16