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集英社文庫
天涯〈6〉雲は急ぎ船は漂う

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  • サイズ 文庫判/ページ数 237p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784087461015
  • NDC分類 748
  • Cコード C0195

内容説明

旅はいつしか終わる。そして人生のどこかで、また別の旅が始まる。若者には若者の旅があり、大人には大人の旅がある―。オーストラリアからブラジルの大地へと沢木耕太郎の旅は続く。アマゾンの奥深く、文明から隔絶された人々の笑顔。その取材で遭遇した飛行機事故の決定的瞬間。単行本未収録の40頁を追加した充実のオールカラー文庫。大好評のフォトエッセイ、シリーズ全6巻、堂々の完結。

目次

雲は急ぎ
船は漂う
通過地点6

著者等紹介

沢木耕太郎[サワキコウタロウ]
1947年東京生れ。79年『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、82年『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、93年『深夜特急第三便』でJTB紀行文学大賞、2003年菊池寛賞、06年『凍』で講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あきあかね

22
 旅にまつわるエッセイや小説の抜粋と、著者が自ら旅先で撮った写真からなる本である。文章と写真は共に説明する・されるの関係にない。けれど、どこか相通じるものが感じられ、その微妙な距離感が好ましい。 興味深かったのは、旅の「適齢期」についての話だ。新たに遭遇したことに敏感に反応できる未経験と、その前提となる、ある程度の経験の蓄積。両者が絶妙のバランスを保っていて、旅に出るに相応しい年齢を沢木は感覚的に26歳ではないかと考える。 その頃は、旅という経験そのものを貪欲に吸収しようとする。しかし、齢を重ねると、⇒2019/10/11

tu-bo@散歩カメラ修行中

18
沢木耕太郎のフォトエッセイの完結編。天涯5を読み始めたときのような不安はなく、とても楽しめた。シドニーオリンピックのオーストラリア、ブラジル、ポーランド、カナダの写真が掲載されている。写真も全六巻の中で一番良くとれている気がした。 最後に恒例の長めの文章が載っている。『旅の適齢期』『失うものがあって、得るものがあるのが旅』深い言葉だと思った。2015/04/05

Enzo Suzuki

1
天涯シリーズ、深夜特急より好きかもしれない。旅した人には届く、至言の数々。2016/03/13

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