出版社内容情報
“働き方改革”が進む中、労働=資本のあり方が問われ国内外でマルクスの『資本論』が見直されている。この難解な書を池上彰の言葉でわかりやすく丁寧に解説。経済が苦手な人でも読める『資本論』入門書。
内容説明
日本は世界3位の経済大国。私たちは裕福な国で暮らしているはずなのに、豊かさを感じられないのはなぜ?仕事量はどんどん増えるのに、給料は増えなくてしんどくなるばかり。これは一体どういうこと?そんな声が拡がる中、150年前に出版されたマルクスの『資本論』が見直されている。資本主義の本質を暴き、世界を変えた書物をジャーナリストの池上彰が丁寧に解説。経済が基本からわかる決定版!
目次
『資本論』が見直された
マルクスとその時代
世の中は商品だらけ
商品の価値はどうやって測る?
商品から貨幣が生まれた
貨幣が資本に転化した
労働力も商品だ
労働力と労働の差で搾取する
労働者はこき使われる
大規模工場が形成された
大規模な機械が導入された
労働資金とは何か
資本が蓄積される
失業者をつくり出す
資本の独占が労働者の革命をもたらす
社会主義の失敗と資本主義
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年長野県生まれ。ジャーナリスト、名城大学教授。73年、NHKに入局。記者として事件や災害、消費者問題などを担当する。また94年から11年間、「NHK週刊こどもニュース」の初代お父さん役として活躍。2005年にNHKを退職。13年に第5回伊丹十三賞、16年に第64回菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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