集英社文庫<br> 義弟(おとうと)

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集英社文庫
義弟(おとうと)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 388p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087458763
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

克己と彩は、義理の姉弟。二人は成人してからも本当の肉親以上に信頼しあっていた。ある日、彩の不倫相手が彼女の職場で急死する。克己は彼女を守るため遺体の偽装をするのだが……。(解説・内田剛)

内容説明

人気弁護士の彩と義理の弟の克己は、本当の肉親以上に信頼し合っていた。ある夜、彩と不倫関係にあった男性が、彼女の職場で突然死する。スキャンダルを恐れた彩に助けを求められた克己は、事故死に偽装する。だが、夫の死を不審に思う妻が彩の事務所に相談しにやってくる。彩は克己の反対を押し切り、彼女の依頼を引き受けるが…。コンプレックスやトラウマなど、心の闇を抉り出す衝撃作。

著者等紹介

永井するみ[ナガイスルミ]
1961年東京都生まれ。東京藝術大学音楽学部中退、北海道大学農学部農業生物学科卒業。96年「マリーゴールド」で第3回九州さが大衆文学賞、「隣人」で第18回小説推理新人賞、『枯れ蔵』で第1回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞。2010年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kei302

14
《一時代を築いた作家の衝撃作》文庫化。単行本が出たときに半分ほど読んで断念した作品。彩が保身に走り、姉を妄信的に慕っている弟:克美との関係の、依存ドロドロに辟易して、最後まで読まなかった。改めて読むと、永井作品には自分の立場を守りたい人が人が多数登場する。善人はほぼ出てこない。共感など不要だ!幻想だ。内田剛さんの解説、間違ってます。永井さんは東京芸大ピアノ科ではなく楽理科。2019/06/24

のじ

6
放火の場面から始まり、次々とエピソードが出てきてどうなることか、と思ったけれど、なんだか悲しいとかそういう以前に読んでいてすごく気分の座りが悪いというか、終始気持ちがぐらぐらする気がした。なぜなのか説明しにくいけれど。出てくる人たちがみんな少しずつマトモじゃないからかなあ。2020/06/15

Mayrin

6
切ない。幼い頃から色々ありながら立派になった二人だけに悲しい。2019/06/17

チェス

4
なんとも言えず、救われない感じ。いや、いいのか? 一気に!2022/03/22

2Tone

3
タイトル通り、再婚者の子供、姉の彩と弟の克己のちょっと、せつないような悪い方向へ向かってしまった内容でした。親の再婚には反対なんだろうけど、子供ではどうにも出来ない。そんな中で、子供同士は似たもの?的に、いい関係で慕いあっていた。それぞれ理由があったはずだが、克己が高校生の時の事故や過去のことを引きずって生活していくところは、悲しさもある。二人ともいい人ではあるが、こういう環境になってしまったことは、悔やまれる。2021/12/26

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