内容説明
ウィーンの古い礼拝堂で、カタコンベ(地下墓地)が発見された。偶然通りかかったのはクロロックとその娘のエリカ。家族旅行で日本から来ていたのだ。翌日、現地で知り合ったルネにカタコンベへの同行を頼まれたクロロック。するとカタコンベに埋葬されていた大量の白骨が一晩で消えてしまっていて!?直後、次々と不思議な事件が起こり、事態はローマ法王選が絡んだ大問題にまで発展していく―。
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。桐朋高等学校卒業。76年、サラリーマン生活のなかで執筆した「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、ミステリー界に新風を吹き込む。以後、幅広い分野の小説を発表、ベストセラー膨大。2005年度日本ミステリー文学大賞受賞。16年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
26
シリーズ第20弾、今回は長編。クロロック一家とみどり・千代子も一緒にウィーンへ旅行へ。タイトルの『栄光の椅子』は読んでそういうことかと。マックスとパワーショベル・アンナの仲が素敵だった、が…。シリーズ20冊目ということで著者のあとがきも。2019/10/15
Kana
19
大好きなシリーズのひとつ。17年前にコバルト文庫で出ていたけど前に発売された、時代を感じさせない内容なので読みやすい。クロロックとエリカたち家族と友達のキャラが魅力的で好き。正義感のある吸血鬼なのに相変わらず奥さんに弱いところは笑える。2019/02/23
鍵ちゃん
7
ウィーンの古い礼拝堂でカタコンベ(地下墓地 )が発見された。偶然通りかかったのは、クロロックとその娘エリカ。家族旅行で日本から来ていたのだ。翌日、現地で知り合ったルネにカタコンベの同行を頼まれたクロロック。するとカタコンベに埋葬されていた大量の白骨が一晩で消えてしまった。直後、次々と不思議な事件が起こり、事態はローマ法王選が絡んだ大問題にまで発展していく。2020/07/21
蕭白
7
長編。面白かったです。2019/02/27
小春日和は秋
5
赤川次郎さんやっぱり読みやすい。相変わらず涼子さんに頭が上がらないクロロック、面白いですよね。2019/02/28