出版社内容情報
瀬川 貴次[セガワ タカツグ]
著・文・その他
内容説明
時は平安。駆け出し蔵人・夏樹と、隣の屋敷に暮らす美貌の陰陽師見習い・一条は友人同士。都の魔所のひとつで旅の夫婦が鬼と遭遇し、妻が殺されるという事件が起こり、鬼退治に同行した夏樹。だが、現れた鬼は、一条の師匠である陰陽師・賀茂の権博士にそっくりだった。夏樹は一条に事情を打ち明け、鬼の正体を突き止めるために共に現場に向かうことにするのだが…。大人気平安怪異譚、第4弾!
著者等紹介
瀬川貴次[セガワタカツグ]
1964年生まれ。91年『闇に歌えば』でデビュー。著書多数。また、瀬川ことび名義での著書もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
100
コミックを読んでいるような感じで、はかが進みます。もう4冊目です。ただ主人公のいとこの女の子はあんまり好きになれません。この女の子が今回は被害にあいます。吸血鬼のような感じの妖怪に襲われます。賀茂の権博士がからんでいるとのことですが、実際は…。一条の住まいに住んでいる馬頭鬼の「あおえ」はいつになったら冥界に戻れるのでしょうか?2023/12/11
papako
66
シリーズ最新刊。夏樹と深雪はどうなるのかしら。そして一条には何か秘密がある?今回もあおえがいい感じで活躍して解決。真角くんもこれから活躍してくれそう。こちらのシリーズはどこにいくんでしょうね。まだまだ物語は動きそうにないけど。2019/03/22
しゅてふぁん
49
今回の騒動はあっさりと終結した印象。この時代の都男共はなよなよしているから(勝手なイメージ(^^;)深雪の勇ましさが素敵☆姐御と呼んでもいいですか(´艸`*)ん~、夏樹にとって深雪はどういう存在なんだろう。それがいまいち掴めない。2019/02/17
momi
38
あ〜面白かった!!シリーズ第四弾!!これ、20年前に書かれた作品なんて驚き!全然色あせてなくて…面白い!!切なく…ちょっぴり甘酸っぱい話もありで…普通の陰陽師の鬼退治の話だけではない!!あぁ、ますます面白くなってきて次が待ちどおしい〜♬2019/01/25
ゆう
27
深雪~そんなあれこれ策略をめぐらしても夏樹はなかなか気づかないし、一歩進んで二歩下がるんじゃないかなぁ。近づいた気もするけど先は長そう。2019/02/02