出版社内容情報
小杉 健治[コスギケンジ]
著・文・その他
内容説明
大工の半吉は、出入りのお店から印半纏を誂えてもらうほど、腕の立つ職人。半纏をくれた三河屋の煤払いをした夜、見知らぬ男から五十両預かる。翌日、三河屋の主人に五十両盗んだ疑いをかけられ、謝れば許すといわれるが、身に憶えのない半吉は…。一方、質屋の万屋に五十両借りたい武士が現れる。大金を巡って複雑に絡んだ謎を解こうと探索に乗り出す藤十郎。江戸の痛快人情捕物帳。書き下ろし。
著者等紹介
小杉健治[コスギケンジ]
1947年東京都生まれ。83年、データベース会社に勤務の傍ら執筆した『原島弁護士の処置』で、第22回オール讀物推理小説新人賞を受賞。88年『絆』で第41回推理作家協会賞、90年『土俵を走る殺意』で第11回吉川英治文学新人賞を受賞。時代小説も含め、著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とし
90
質屋藤十郎隠御用「大工と掏摸」7巻。冤罪をしょってしました半吉さん、最後は身の潔白が証明されて良かった、お新と半吉、藤十郎とおつゆ、大和屋の将来が気になる。2019/03/09
ベルるるる
18
最後の解説によると、「この七巻目で幕を引く」とあるから、ここで完結なのかな?半吉を泥棒に仕立て上げた犯人の大治郎が許されるのだけど、どうも納得できない。半吉は仕事も信用も何もかも失った。これから生きていく道すら閉ざされた。身の潔白が証明されたからいいけど、あのままだったら、どうしたんだろう。2019/01/28
真理そら
17
冤罪問題をどう扱うか、ということや男の嫉妬は困ったものということなど、この作者らしいお話だった。大治郎の扱いに納得いかない気もするが当事者がそれを望むなら仕方がない。この巻までの様々な問題に一応決着がついた。が、最終巻ではないらしい…次からはおつゆさんの出番が増えるのかな?2018/11/21
犀門
3
No.030★★★★★このシリーズ、大好きだったけど、ここでピリオドか。続編、待ってます!。2019/03/05
Suzu
0
質屋藤十郎シリーズ第7弾。50両を盗んだと濡れ衣を着せられた大工の半七。それにしても竹馬之友だとか兄弟のように育っただのって自分がそう思ってるだけで相手はどう思ってるかなんて分かりゃしないよなと思った。でも全てがまるく収まって良かったねと言いたい。あんなに大和屋存続に躍起になって、おつゆと藤十郎を引き裂こうとしてたのに急にそちらもうまくいってしまうのがびっくり。まーこれで終わりなようなのでひとまずいいか。2021/06/16




