出版社内容情報
人間の脳に直接アクセスする超思考感応装置。それを軍事目的に利用せんとする米軍の危険な野望を阻止すべく、伝説のパイロット・那須野らが立ち上がる。航空小説の名作、堂々の復刊。(解説/中野信子)
鳴海 章[ナルミショウ]
著・文・その他
内容説明
その戦闘機には死角が存在しない。脳に直接アクセスする電子装置を兵器に運用しようとする危険な野望。米空軍の暴走を阻止すべくチーム・ゼロのメンバーが再集結するが、作戦を実行できるのはあの男しかいない。日本で唯一の撃墜マークを持つパイロット、那須野治朗。人智を超えたシステムを相手に、伝説の戦闘機乗りは賭けに出る。脳科学の進化を四半世紀前に予見していた伝説の航空小説第3弾。
著者等紹介
鳴海章[ナルミショウ]
1958年北海道生まれ。日本大学法学部卒業。91年『ナイト・ダンサー』にて第37回江戸川乱歩賞を受賞し、同賞史上初の航空冒険小説家として脚光を浴びる。“ゼロ・シリーズ”四部作にて航空小説家としての地歩を築いた後、意欲的に作風を広げ、警察小説や時代小説などを手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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niz001
5
買い直し。順調に復刊中。当時はSF味が強くなったなぁと感じたけど今じゃそれ程でもない。2018/09/26
nabe
4
25年前に、ある電子機器に付けた名前が「アイフォン」だったとは!400ページ弱のうち、ジークが操縦桿を握るのは300ページを過ぎてから。切ない母親愛の物語でもありました。2018/12/14
Panja Morimoto
3
「面白いのかな?」半信半疑で読み始めたら引き込まれた。過去の話なのに近未来なのがまたおもしろい。4作ある連作のうちの2作目のようだけれどとくにわかりにくいところもなく読み切った。2019/12/12
Hideo
3
30年近く前の書かれていたとは思えないストーリー ^ ^ アイフォンにびっくり ただ、前作と比べると、盛り上がりに欠けるかな2019/02/19
だいゆー
2
(^^2018/10/29