出版社内容情報
OLが社員の賞与2千万をタクシーに忘れた。次に乗車した男達が奪い運転手を殺害。OLは転落死し、その保険金査定を担当した千野は、追突事故の調査中に運転手殺害との関連に気づき……。長編推理。解説/山前 譲
森村 誠一[モリムラセイイチ]
著・文・その他
内容説明
細川澄枝は銀行帰りに社員の賞与二千万円をタクシーに忘れた。次に乗った男達が、運転手を殺害しお金を強奪。翌月、澄枝は駅のホームから転落、事故死として保険金が支払われた。この調査にあたった保険会社査定員千野は、二年後、東京で起きた追突事故調査中にタクシー運転手殺害との関連に気づき…。保険査定員が現代社会の死角をついた巧妙な完全犯罪に挑む。日常に潜む恐怖を描く傑作長編推理。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県生まれ。青山学院大学卒業後、ホテルマンを経て作家に。69年『高層の死角』で第15回江戸川乱歩賞、73年『腐蝕の構造』で第26回日本推理作家協会賞を受賞。幅広いジャンルの作品を精力的に執筆。2003年度第7回日本ミステリー文学大賞を受賞。11年『悪道』で第45回吉川英治文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
jima
5
図書館本。タクシーに2000万円を忘れ、そこから物語が発展。2024/11/29
ふたば
4
ナルホドね。こういう風に決着するわけだ。でも、関係ない二人と一人が一台のタクシーに乗り合わせたのが、「偶然」? 全体にいろいろ偶然が多すぎるんじゃないかな。2018/04/30
shion
3
保険金詐欺にかかわるミステリー。この話の中で保険金詐欺をはたらこうとする追突事故のからくりには驚きました。昔に発行された小説ではありますが、現在でもあり得るなと、運転中は気を付けたいと思います。2025/12/22
ひつじパパ
2
保険会社の損害査定員は、結局保険査定処理をする為にも千野みたいな探偵業的な業務をやらざるを得ないのだなと思った。日本はアメリカ程ではないにしろ、火災や盗難、破損、風水害、地震など様々なリスクを担保する保険がある。どこまで正確を期して査定するかにかかっている。それによって下りる保険金額が違ってくるのだから。その正確性を期す為にも論理的思考を持った千野の事件の解決の仕方が面白かった。ただ、細川澄枝の自殺の原因がはっきり解決せず、浮いたままになっているがスッキリしない。2021/12/06
Mash(まっしゅ)
1
■あくまで一個人の感想であることを予めご理解下さい■何度も再販されている80年代ミステリー。若手経理担当の細川は社員の賞与である二千万円を銀行から会社へ持ち帰る途中、うっかりタクシーに金を置き忘れてしまう。次にそのタクシーに乗った男達がそれを奪い、運転手を殺害。その翌月、細川はホームから転落死する。二年後、とある車同士の追突事故で調査をしていた保険査定員の千野は、ふとしたことから過去との繋がりに疑問を感じ、独自に調べることにしたが...。1/32020/01/18
-
- 電子書籍
- 助詞の使い分けとその手話表現 第1巻:…




