出版社内容情報
押さえておくべき古典から、人気作家による知られざる名品まで、短・掌編を精選。軽快な作品から始まり、歯ごたえのあるどっしりした佳作まで、飽きずに読ませる自慢のセットリスト。(解説/池上冬樹)
内容説明
愛だけでは生きていけない。だけど、愛がない人生はつまらない。人生にうるおいを、読書にも愛を。一口に愛といってもその形はさまざま。異性への愛、兄弟愛、祖国愛etc.収録作品のジャンルも純文学から恋愛小説、時代小説までバラエティ豊か。笑える話も、泣ける話もあって、楽しみ方いろいろ。「愛」をきっかけに、豊かな読書ライフを始めてみては?短掌編あわせて19本、自信と信頼のラインナップ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
389
集英社文庫編集部が選んだ19の短篇。三島由紀夫や小川洋子といった馴染みの作家から、こんな機会でもなければ手に取ることはなさそうな舟橋聖一や景山民夫という面々まで。手当たり次第というか、言葉を変えれば多彩な作家群である。作品のできもまた当然にバラつきが大きい。篇中では、現実と幻視が絶妙の交錯を見せる小川洋子「飛行機で眠るのは難しい」と、民話「鴬の里」を想わせる三島由紀夫のフォークロア「雛の宿」が群を抜くか。面白いのは、何の繋がりもなさそうな舟橋聖一と乃南アサとが発想の根幹を同じくしていること。2021/11/07
KAZOO
131
さまざまな観点からの「愛」を集めた19編のアンソロジーです。ごく短いものから中篇くらいはありそうなものまで楽しめます。私は文豪といわれている吉行淳之介と三島由紀夫(既読)の作品がブラック的あるいは恐怖を感じさせてくれました。氷室さんの作品も幼い姉妹の心の様子をうまく描いていると感じました。白石さんの「秘剣」は他のアンソロジーでも読んで印象に残っていましたが、なんど読んでも最後はほろっとさせてくれます。2018/09/25
ベイマックス
65
嵐山光三郎・江國香織・小川洋子・影山民夫・小池真理子・白石一郎・藤堂志津子・中島らも・乃南アサ・原田宗典・坂東眞砂子・小室冴子・舟橋聖一め三島由紀夫・群ようこ・森絵都・山本文緒・唯川恵・吉行淳之介の短編アンソロジー。2026/08/08
ピロ麻呂
45
結構古い作品が多いんだけど、古さを感じさせない。恋愛小説のスペシャリスト、小池真理子さん、唯川恵さんはさすが!2017/11/10
カブ
40
19編の愛の物語。多彩なジャンル、作家で楽しめた。アンソロジーは普段接しない作家との出会いも楽しみの1つ。時代小説は食わず嫌いだったが、「秘剣」がすごく好き。2018/02/08




