集英社文庫<br> 天空の約束

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集英社文庫
天空の約束

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  • サイズ 文庫判/ページ数 292p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087456479
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

身の回りの空間の気候〈微気候〉の研究者・八雲助壱。元教え子と共に「雲の倶楽部」なる会員制のバーを訪れ、不思議な小瓶を預かることに──。天気を予知する空の一族の壮大な物語。(解説/荒木健太郎)


内容説明

かつて、いずれの時代にも重宝された能力があった―。“微気候”の研究者・八雲助壱は「雲の倶楽部」なるバーを訪れ、小瓶を預かった。八雲は、雲のアーティスト・かすみ、夢で天候を予知する早樹との運命的な巡り会いから、自分たちが代々受け継いできた“天候を感知”する能力を知る。果たして、「空の一族」とは?そして、小瓶との関係は?脈々と続く一族の謎に迫る壮大な気象エンタメ!

著者等紹介

川端裕人[カワバタヒロト]
1964年兵庫県明石市生まれ。千葉県千葉市育ち。東京大学教養学部卒業。日本テレビ入社後、科学技術庁、気象庁担当記者を経て、97年退社。98年『夏のロケット』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

rico

15
天候を予知する一族。常人にはない力ゆえに、恐れられ利用され忌み嫌われるという設定は、そう珍しいものではないけど、不思議な雰囲気の物語。たんぽぽのお酒のきらめき、風や大気の動きなど、美しい描写が印象的です。過去と現在を行き来しつつ、壮大なストーリーが展開されていくのですが、伏線が回収しきれずモヤモヤ感が残りました。好みの設定だけに残念。続編はないのかしら。2017/12/11

H2A

9
これは良かった。捉えがたい『雲の一族』のたどった過去の足跡をたどる。戦時中、周囲に忌み嫌われながら戦争に協力させられる一族の闇の歴史が明るみになる。幼い子供たちを隔離監視する学校で、新任の女教師の目線で周囲の村人たちの差別と憎悪。現代の一族は過去の苦い経験から身を潜めていたり、能力への自覚さえも乏しくなっている。眠り姫や雲のアーチスト、『微気候』を操る建築家。この一族の物語をもっと読んでみたいと思った。その点書き込まずにあっさりしすぎているのがこの作者の欠点であり長所。2019/12/11

すいそ・はいどろ

7
「雲の王」の続編として書かれた本だそうですが、本ネタを知らなかったという迂闊さのわりには、なかなかおもしろかった。気象ファンタジーSFというか、空と雲、地球上の水循環という壮大なシステムを物語りとして語ろうという努力はなかなかのスケールです。ちょっと情緒的すぎるかなあと思わないでもないですが、テーマは好みです。初読みの作家さんで当たりだとうれしいもんです。2017/10/27

一五

6
天気の動きが見える人々。戦時中の話もかかわり 今に続く。なかなか。地元(奈良)は、天気は西から変わってくる😄2019/11/07

yamakujira

6
微気候研究者の八雲は、雲のアーティストのかすみ、夢で天気を予報する早樹、彼女たちとの出会いから空の一族の存在を知り、預かった小瓶に導かれるように訪ねた酒蔵で一族の歴史に触れる。能力が誤解されて怖れられ疎まれ利用された過去、だから能力を秘めて暮らす現在、自分の能力を知らずにとまどう若者、この手の話には定番の設定だし、主人公の八雲が流されるままラストを迎える物語は、なんだか消化不良のまま終わってしまった感じだ。八雲に大きな使命が課されたかと思ったのに、彼の役割は語り部にすぎないのか。 (★★★☆☆)2019/05/28

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