出版社内容情報
バッグ、シューズ、時計、手帳、サングラス、サプリメント、コート、クルマ……。肉体強化、趣味、ファッションなど粋な男のこだわりをテーマに描く短編集。新しいハードボイルド。(解説/進藤やす子)
内容説明
体形を気にする男にとって体脂肪率と体重は機密事項である。だが、気にしていることを他人に知られてはならない、恥ずかしすぎる。男の沽券にかかわるのだ。身体を鍛え、趣味を極め、ファッションに敏感であるために、頑張る切なさと滑稽さが愛おしい物語。シューズ、時計、手帳、サングラス、コート、クルマ、サプリメントなど、こだわりと思い入れのある品をテーマに男たちへエールを贈る短編集。
目次
基本は体(体を締める;不公平かもしれない話 ほか)
ビジネスツールは生きざまだ(最終兵器・靴;何のための「1キロ」か ほか)
着飾ってわかること(肌に直接触れるもの;似合う男 その1 ほか)
趣味こそわが人生(一本道を走りたい;風に挑む勇気 ほか)
著者等紹介
堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生まれ。青山学院大学卒業。会社勤務のかたわら執筆した「8年」で第13回小説すばる新人賞受賞。スポーツ青春小説、警察小説の分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ@no book, no life.
93
読友さんによるとと、これがフィクションだという…。僕は、その前提から読み始めたが、どうしてもあの一度見た堂場先生に重なる、否、そのものに思える。ま、似たテイストの作品が知る限り2冊ほど、北方先生にもありますが。面白く特急列車の中で読了。1つ分かったのは、モノへの拘り方が、少しだけ僕と違うかな?これは趣味の問題。僕は質実剛健を前面に持ち出さないかな?後、オーダースーツ店での喜びに深く頷く。楽しく読了致しました。そして、秘書Hさんにお逢いしたい!2018/07/22
酔拳2
44
堂場先生の短編集、とあるが多分9割型エッセイだなこれ。靴、時計、スーツなど男の装備に関するお話。モノにこだわりあるなー。きっとmonoマガジン好きですよね、先生?身に付ける物き全くお金をかけない俺は、ほほう、と唸るばかりです。何でモノにお金かけないのにお金貯まらないんだろうと思ったら、一流の物を買わないからなのかな。一流の物を長く使うのが結果1番いい、とは聞いたことある。そうか、だからかー。ところで作中に出てくるHさんに、惚れてますよね、先生( ̄∇ ̄)2018/09/12
カブ
41
堂上瞬一の男としてのこだわり。身体を鍛え、スーツの似合うオトコ。こだわりもここまで来ると、オトコってしょうがないなぁー。と思ってしまう。文房具や靴、カバンへのこだわりはなんとなくわかるような気もする。2017/10/20
GAKU
39
作者と好みが共通のアイテムが多く登場し、楽しく読めました。2023/08/27
タイ子
37
「男たちへエールを贈る短編集」と帯に書いてあったので、どんな物語なのかと思いきや、早い話堂場さんのエッセイ集に近いものでした。近いというのはエッセイによくある本人の日々に起こった出来事を云々ではなく、堂場さんの男としてのプライド、思い入れなどをファッションやジム通い、趣味を通して語っています。女性から見るといつもするどい眼差しで小説を書かれてる堂場さんの一面を見たようでなんだか可愛く思えて時々クスっ!てなりながら読ませていただきました。2017/10/06
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