出版社内容情報
内容説明
眠狂四郎が東海道を西上。旅の目的は西国十三藩の謀議を暴くこと。各宿場では、さまざまな刺客が狂四郎を待ち受ける!暗殺集団・隼人隠密党との凄絶な決闘あり、大目付の附人・都田水心との謀略戦あり。秘剣・円月殺法の冴えに加え、各地で出会う人々との人間模様や、宿場ごとの風物なども楽しめるのは道中記ならではの魅力。ひとたび読み始めたら、一気呵成に読んでしまうこと間違いなし。
著者等紹介
柴田錬三郎[シバタレンザブロウ]
1917年岡山県生まれ。本姓斎藤。慶應義塾大学文学部卒業。在学中『三田文学』に処女作「十円紙幣」を発表。戦後、編集者生活を経て、51年『イエスの裔』で第26回直木賞受賞。78年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Kira
9
図書館本。再読。初読みのときには眠狂四郎について何も知らなかったので、本作の面白味もほとんどわかっていなかったと思う。狂四郎になじみの出てきた今読み返すと、狂四郎の豊かな人間性にますます魅かれる。虚無感を漂わせながらも、あたたかい心を持っている。背負わされた宿業のおかげで弱者の側に立つことができる。その優しさに、たまらない魅力を感じる。2021/11/18
Shigeo Torii
2
どうにか半分、、、、。久し振りに読んで、面白いが、、、。2017/08/17
ニッキー
2
なかなか、一気には読めなかった。 今の時代小説と違う虚無感を感じる。 映画の市川雷蔵のイメージが読んでいて、オーバーラップする。 眠狂四郎シリーズは、沢山出ていたはず。 集英社文庫版は、その一部か。 これから、続々と出版されるのか。 現代小説も面白かった記憶があり、こちらの出版も期待したい。 2017/07/26
Michelle
0
なかなか面白い2018/03/31
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