集英社文庫<br> 明智小五郎事件簿〈4〉「猟奇の果」

個数:
電子版価格
¥594
  • 電子版あり

集英社文庫
明智小五郎事件簿〈4〉「猟奇の果」

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月04日 20時09分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 293p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087454864
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

招魂祭でにぎわう九段で、愛之助は友人に瓜二つのスリに出会ったことから怪奇な事件がはじまる。郊外のある家で女の生首をもて遊ぶ幽霊男──。異色作。(解説/恩田陸 年代記(クロニクル)/平山雄一)




江戸川 乱歩[エドガワランポ]

内容説明

猟奇趣味のある青木愛之助は、秋の招魂祭で賑わう靖国神社で、友人の品川四郎そっくりのスリを見かけ興味を引かれる。品川とともに、その幽霊男を追ううちに、自分そして妻の芳江にまで魔の手が伸びてくる。幽霊男は女の生首を弄ぶ様な悪魔趣味的でとても危険な男だった―。しかし事件は思わぬ展開に。幽霊男の背後に白蝙蝠団という犯罪組織が―。後篇はこの国家的陰謀組織に挑む明智の冒険譚。

著者等紹介

江戸川乱歩[エドガワランポ]
1894年三重県生まれ。1965年7月28日、逝去。大正から昭和にかけて日本を代表する推理小説作家。日本推理作家協会初代理事長。正五位勲三等瑞宝章を受章。早稲田大学を卒業後多くの職業を経て、1923年雑誌「新青年」に掲載された「二銭銅貨」でデビュー。以後、明智小五郎が活躍する「D坂の殺人事件」「心理試験」などの探偵小説を次々と発表。早くから海外の小説にも造詣が深く、怪奇小説や幻想小説、犯罪小説を数多く執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こーた

202
乱歩はこういう小説も書いていたのかと、驚く。前半は、友人と瓜二つの男を追いかける心理スリラー。それはジキルとハイドかドッペルゲンガーか、はたまたクローン人間か!後半は、そんな追跡譚から一変、国家顚覆を企てる悪党たちと繋がって、大東京の存亡をかけた明智小五郎との死闘が、幕を開ける!大正時代の風俗から政治、さらにはSFまで、これでもかというテンコ盛り。ヘンに理屈をつけて尻すぼみになっても、そこは持ち前のサービス精神がまさってしまう。ツッコミながらもスラスラ読める。それでこそ大乱歩である。2019/06/19

かさお

28
猟奇的趣味を持つ男が友人そっくりの謎の男と出会う事から事件が始まる。あの時代の妖しい雰囲気がたっぷり。今みたいに電気が明々と点いていない夜の街。魔物が出てもおかしくはない。秘密のお座敷、覗き穴、変態チックなプレイ、消えた死体、世を乱す恐るべき計画とは?明智はいつ出るんだ?いやいや、変装の名人なんだから、ん?あの人かこの人か?魔人が明智に化けているというテもあるし。。混乱、そして解決、しかし、明智の活躍度は今回は薄くて残念、脇役っぽかった。。まぁポチポチとこのシリーズで読み進めます😊2024/11/09

さこぽん

26
”そっくりさんが裏で悪事を働き、その罪を自分が被ることになる話” と思いきや、<国家的陰謀>というスケールのでかいものになってぶっ飛び! トリックがわからず子供のような泣き顔になったり、隙をつくってしまって犯人に逃げられる明智小五郎がしょぼい。←( ´艸`) でもそんなところが人間らしくて好きだ。 まだ4巻目、あと8巻。2017/11/09

旗本多忙

24
一心にのめり込む自分がいた。読むことが、とても中断出来るような作品ではなく、ゾクゾクハラハラ感がたまらんかった。明智探偵は後半での登場となるのだが、翻弄される明智探偵、次々に賊徒らの手にかかる明智側。更には小五郎自身も拉致される。いったいどのように事件の核心部にたどり着くのか‥‥興味わく事件簿4巻である。2016/10/01

まゆまゆ

23
明智小五郎事件簿、4巻。内容忘れてるんじゃなくて、不覚にも未読のものでした。友人そっくりの男を偶然見かけた愛之助。その男を追っていくうちに、事件に巻き込まれていきます。この主人公が、乱歩らしい設定「世の中全てに退屈している」男。だからこそ一般人なら避けて通るものに吸い寄せられ、そこから広がる乱歩らしい猟奇的な世界。ゾクゾク、ワクワクしながら読み進めました。明智センセイが出てくるとキュンとしてしまいます。カッコよかったです♡次巻は「魔術師」。((o(´∀`)o))ワクワク2017/06/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11103282
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品