出版社内容情報
この難儀な時代にわしらは何を考えるべきなのか。旅と食と酒と釣りと映画、放射能汚染に自然災害まで、シーナ流の野生の思考が語り出す。『サンデー毎日』の名物エッセイ、文庫化第7弾。(解説/ペリー荻野)
椎名 誠[シイナマコト]
内容説明
家庭で粗大ゴミ化したアワレな男たちを引き連れ、日本各地の海岸へ。不眠歴30年、新たに花粉症疑惑が浮上した体も、フシギなことに日光に当たるとすばやく快復、夜は焚火を囲んでの大宴会に。海釣りでカツオ相手に敢然とタタカイを挑み、躍進中国の原動力を考察し、放射能問題に警鐘を鳴らし、たまにいたいけな孫にホラ話を吹き込むシーナ的日常のヨロコビとモヤモヤをつづったシリーズ第7弾。
目次
1 波にゆられて上海へ(ウヨウヨいるもの;超早起き、波涛への想い ほか)
2 たとえばシメコロシの木(誰かが見ている;たとえばシメコロシの木 ほか)
3 夏のおわりの焚き火の前で(我、光合成人間となりて;小さな異次元的旅行 ほか)
4 うどんのお詫び(映画、駅弁、ドロンコ怪物;絶対笑える五本の映画 ほか)
5 汚されたシルクロード(脈絡もなくスランプだあ;小さいモノの大きい未来 ほか)
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944年6月東京都生まれ。東京写真大学中退。「本の雑誌」編集長。世界の辺境地区への旅をライフワークにしている。79年、エッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。88年『犬の系譜』で第10回吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で第11回日本SF大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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