集英社文庫<br> 野武士、西へ―二年間の散歩

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集英社文庫
野武士、西へ―二年間の散歩

  • 久住 昌之【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 348p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087454222
  • NDC分類 291.5
  • Cコード C0195

出版社内容情報

ある日ふと「大阪まで散歩したい」と思い立ち、大人の東海道散歩が始まった。ある時は大いに道に迷い、ある時は居酒屋で人生を思う。ドラマ『孤独のグルメ』原作者の散歩エッセイ。(解説/山田詠美)

内容説明

野武士たる著者は、世の散歩ブームを受けて「大阪まで散歩しよう」と思い立った。でも大人だから、一気に踏破するなんて無茶はしない。ちょっとずつ歩いて帰りは電車で戻ってくればよしとする。途中でビールを飲んだりウマイものを食ってもよし。温泉に入ってもよし。疲れたらホテルでマッサージとか頼んでもよし。かくしてユルさと苦難がないまぜの、大人の東海道散歩500キロ超が始まった!

目次

二〇〇九年八月十二日神保町から
二〇〇九年八月十九日横浜から
二〇〇九年八月二十六日藤沢から
二〇〇九年十二月十五日大磯から
二〇一〇年一月十四日小田原から
二〇一〇年一月十五日元箱根から
二〇一〇年三月二十七日三島から
二〇一〇年四月十日吉原から
二〇一〇年五月十九日由比から
二〇一〇年六月十四日清水から
二〇一〇年七月二十二日六合から
二〇一〇年九月十一日袋井から
二〇一〇年十月二十九日浜松から
二〇一〇年十一月十六日新居から

著者等紹介

久住昌之[クスミマサユキ]
1958年東京都三鷹市生まれ。美学校で赤瀬川原平に師事する。81年和泉晴紀とのコンビ「泉昌之」の『夜行』でマンガ家デビュー。実弟・久住卓也とのユニットQ.B.B.作の『中学生日記』で第45回文藝春秋漫画賞を受賞。水沢悦子との共著『花のズボラ飯』は「このマンガがすごい!2012」オンナ編1位となる。切り絵や音楽など、多方面で創作活動を展開する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

メルル

27
解説に「読んで満足出来る」とあるが、まさにその通りで行った気分になれるし行かなくていいと思う(笑) 氏の素直な言葉でいかに大変な道のりだったのか理解。そしてその表現が面白い。本当の散歩とは何ぞや。この企画が決まった経緯を読んだ時、なんてゴージャスで大人な散歩と期待に胸を膨らませたが途中から始めに思っていた印象と違ってくる。ぶらぶらが散歩だと思うので、ここまでムリしたらちょっと違うような。散歩に目標があったらダメ。でも久住氏が行ってくれるなら「北へ」や「南へ」そして「中央線、はしからはしへ」も読みたい(笑)2016/04/11

yyrn

24
併読している『名文で巡る 阿修羅』は、昭和期に活躍した作家らの奈良の仏像を巡るエッセイ集で、豊富な知識と豊かな感性による的確で、かつ穏やかな描写により、正にその場に居合わせて神仏を鑑賞しているような高尚な気持ちにさせてくれるが、通勤中に読んでいるこの本はどうだ。東京から大阪まで2年かけて少しずつ歩いた道ゆきでの心情を綴った内容だが、世俗の塊のような本ながら(腹が減った、足が痛い、ここはどこだ、トイレはないか、へーこんなところに・・・)素直な感想がその場の情景を的確に現わしていて、どちらも読書の楽しみを⇒ 2022/11/09

コロコロ

18
解説で山田詠美さんも言われてるように「ある種の人間の個人的楽しみにとって有益なものがぎっしりと詰め込まれている…益体もないで済まされてしまう類の発想が、私も含めた久住さん愛読者にはたまらない」 芥川賞の選考委員で書評では厳しい言葉を並び立てる山田詠美さんにここまで言わすとは久住昌之恐るべし!! この独特の言葉遣いは一度ハマったら抜け出せません。野武士になって僕なら北へ向かいたい。2016/05/19

緋莢

18
「えーい、しゃらくせぇなぁ!」いい散歩コースのガイド本や、専門誌、TV番組も人気で世の中は「散歩ブーム」。しかし、著者の中の“俺”は疎ましく感じていた。そんな時、ふと「大阪まで散歩しよう」と思い立つ。「行けるところまで行って、電車で帰ってくる」、「次は、また新幹線でそこまで行って、続きを散歩する」時に泊まったりもしながら、散歩で大阪を目指した2年間の記録。2016/05/03

マッピー

15
丹念に行く先を調べてルートをきっちり決め、美味しいもの・名所情報も事前にしっかり確認していく、今はやりの(と言ってもちょっと前だが)大人の散歩に物申す。下調べをしない行き当たりばったりの大阪への散歩。しかし、やっぱり目標があるとついつい真面目に歩いてしまうのも、ご愛敬。こういうの、すごく好き。どうでもいいようなことを真剣に、誰が見ているわけではなくても手を抜かず、気負わずさらりとやり通すのって、かっこいいと思ってしまう。そして、意外や意外、著者の書く文章が、結構いいのだ。←失礼2020/03/09

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