出版社内容情報
テレビでお馴染み林修先生が、20年以上の講師経験をもとに、いつの時代も若者を悩ます「受験」との正しい向き合い方を、受験生、そして親たちに伝授! 灘校の英語教諭・木村達哉先生との対談も収録。
内容説明
テレビでお馴染みの予備校講師・林修先生が、「受験」の利点も欠点も包み隠さずお教えします。ガリ勉せずとも最難関の東大に現役合格した“林修式勉強法”も満載。受験勉強は社会に出たら役に立たないかもしれない。けれど、やり方一つで社会を生き抜く上で不可決な“考える力”を高める。「受験」に関わる全ての人、そして受験を終えた大学生や社会人にもタメになる林修からの熱きメッセージ。
目次
第1章 受験とは何か?
第2章 林修式・超実践的受験術
第3章 僕の受験生時代
第4章 東京大学は一番いい大学か
第5章 予備校講師としての責任
スペシャル対談 木村達哉先生(灘校・英語教諭)×林修「勉強する目的とは何か」
著者等紹介
林修[ハヤシオサム]
1965年生まれ、愛知県出身。私立東海中・高を経て、東京大学法学部卒業。日本長期信用銀行に入行後、5カ月で退社。その後、27歳で東進ハイスクール、東進衛星予備校の現代文講師になる。同校のCMで放送された「いつやるか?今でしょ!」のセリフで大ブレイク。数多くのテレビ番組に出演(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Aya Murakami
73
フユイチ2018年の集大成対象本。 知識を詰め込みまくることで記憶力の最大値が上昇…。なんだか昔のジャンプとかで修行しまくって能力を上げるシーンを連想しました。 受験の世界での彼氏彼女事情も興味深かったです(自分が彼氏いない歴年齢で受験経験ありなので)。彼氏は恋愛にうつつを抜かして受験失敗、彼女はしたたかに勉強して合格という事実が世の理を映し出しているような…? 受験って無味乾燥なようでいて世の中を映し出す鏡なのかも?2019/06/13
Aya Murakami
63
ふゆイチ2019-2020 東大では学内格差がすごい…みたいです。そして理学部天文学科には頭の中に宇宙が入っているような化け物じみた知能(知性)の人がいるのだとか…。そうそう、そういう人に限って変わった性格で話も面白いのですよね。天文学科楽しそうですがとんでもない好成績とらないと入れないそうな。2020/07/07
ぐっち
33
いつも行く本屋さんの新刊棚で、あと1冊になってたので、売れてるの?いつ買うの?今でしょ!とつい買ってしまいました。今でもバラエティとかで良く見かける林先生。「勉強は贅沢」「東大は学内での差が大きい」「現代文はすべての科目の基礎だという考えはまったくありません」など、意外とクールな論調でかえって新鮮でした。巻末の灘の木村先生との対談も面白かった。「古事記や日本書紀の最初のほうはとんでもないエロ本」・・・うん、私もあれは中学の図書室に置いちゃいかんのでは?と思いました。2015/11/21
eve
27
受験が悪いんじゃない。受験だけで優劣をつけるから悪いのだ。受験をすること自体は人間的に大きく成長させてくれる。考えていることは大筋一緒なので,自信をもっていこうと思う。林先生やキムタツ先生は,我々と同じものを見ていても見え方が違うんだろうなぁとか考えさせられる。身の丈に合った仕事をしていこう。2018/01/31
としP
25
受験とは、10代のうちに自分の人生に真剣に向き合うことを可能にする1つの制度である。16歳から18歳にかけての時期に、1つの目標に向けて、欲望を抑制しつつ、結果を出すことができたとすれば、それは一生の自信になり得る。2017/11/20