出版社内容情報
依頼がないと書けない文庫解説。だけど解説を絶対書きたい本がある。本当に勝手に書いちゃいました! だから面白い! 北上次郎氏、池上冬樹氏、大森望氏、杉江松恋氏による巻末座談会も必読です。
内容説明
無類の小説好きの北上次郎が、出版社からの依頼もないのに、勝手に文庫解説を書いちゃった!?おもしろい!と思った作品は、書評家ならばどうしても解説を書きたいものなのだ…。ハードボイルドから、ミステリーそして家族小説にSFなど、本当におすすめしたい日本の小説12本と海外の小説16本に書き下ろし2本を加えた厳選30本!さらに人気書評家四人による「文庫解説スペシャル座談会」も収録。
目次
第1部 日本の小説編(『絆回廊 新宿鮫10』大沢在昌;『水上のパッサカリア』海野碧;『アイの物語』山本弘;『競馬の終わり』杉山俊彦;『ジャンプ』佐藤正午 ほか)
第2部 海外の小説編(『夜が終わる場所』クレイグ・ホールデン;『心を覗くスパイたち』ハーバート・バークホルツ;『ビリーの死んだ夏』リーサ・リアドン;『ジェニーのいた庭』ダグラス・プレストン;『遙かなる緑の地』ラリイ・マクマートリイ ほか)
著者等紹介
北上次郎[キタガミジロウ]
1946年東京都生まれ。明治大学卒業。76年、椎名誠氏らと雑誌「本の雑誌」を創刊。2000年12月まで発行人をつとめる。ミステリー評論家・北上次郎、競馬評論家・藤代三郎として活躍。1984年、『冒険小説の時代』で日本冒険小説協会賞最優秀評論大賞受賞。94年、『冒険小説論 近代ヒーロー像100年の変遷』で日本推理作家協会賞評論その他の部門受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
海猫
Tetchy
ナミのママ
マムみかん(*ほぼ一言感想*)