集英社文庫<br> ひとりでも生きられる

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集英社文庫
ひとりでも生きられる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 287p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087452556
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

92歳を超え、ますます活躍する瀬戸内寂聴の名エッセイ。純粋さゆえに、より多く愛し、より多く傷ついた自身の半生を振り返り、男と女の本質に迫る名言とともに、生きる、愛することの意味を優しく説く。

内容説明

愛がなくては生きていけない、そして滅びることのない愛もまた存在しない。純粋さゆえに、より多く愛しより多く傷ついた著者の半生を振り返り、生きること、愛することの意味をすべての女性に向けて優しく説く永遠の名著。妻とは夫とは、人を愛することとはなど、男と女の本質に迫る数々の名言や、ジャンルを問わない交友関係のエピソードも満載。恋や人生に悩む今どきの女子たちとの赤裸々人生相談を新たに収録。

目次

女が生涯に一人の男を愛するとき
男の前を裸になって横切れるか
“女を生きたい”実感が欲しいとき
愛を需める女、需められる女
どんなに躯を合わせても一つにならない
自分のしるしを刻みつけたい人は
今、なくてはならない女になるべきだ
自己愛の醜さをさらす女心
自負する女は妄想に嫉いて狂乱する
男との生活を断ち切ろとする心の中
心の奥底にかくされた男と女の結びつき
女の中に眠っていた才能
女が男を深く愛する方法
男と女の立場はある瞬間にかわる
男に頼らず生きようとする女の愛し方
女が男を見限ってしまう理由
自分の愛の力が他を決して充たさない
妻がはじめて気づいた空疎な“妻の座”

著者等紹介

瀬戸内寂聴[セトウチジャクチョウ]
1922年徳島生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で第2回女流文学賞受賞。73年得度、筆名を晴美から法名の寂聴に変更。92年『花に問え』で第28回谷崎潤一郎賞、96年『白道』で第46回芸術選奨文部大臣賞。98年『源氏物語』(全10巻)の現代語訳完訳の完成。2001年『場所』で第54回野間文芸賞受賞。06年度文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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青蓮

99
初・寂聴さん。人は死ぬために生まれ、別れるために出逢い、憎みあうために愛しあう。それでもこの世は生きるに価値あり、出逢いは神秘で美しく、愛はかけがえのない唯一の真実であることにまちがいはないーー寂聴さんが語る恋愛、結婚、女性論。私は恋愛血中濃度3%未満の人間なので色恋沙汰は縁遠いですが、本書を読むと色々な恋愛がしたくなるし、自分を高めるためにも(それがたとえ恋愛関係でなくても)人との交わりは大切な要素なんだと痛感しました。追加収録された寂聴さんの人生相談も面白く読みました。他にも寂聴さんの本を読んでみたい2016/07/03

扉のこちら側

92
2016年612冊め。2年前に同じ集英社文庫の旧版で読了しているが、その時図書館から借りたのはまだ「瀬戸内晴美」名義だった。この作品が出家前の最後の作品であることを考えると、その生々しさ故に、ここまではっきり書ききらなければ進めなかったのだろうと察せられる。はっとさせられる文はあるのだけれど、私にとって深く共感できるかというとそうでもない。でもきっとまたいつか再読するだろうとも思う。2016/07/31

wata

68
妻子ある彼、年下の彼、いろんな激しい恋愛をしても最後は別れて一人に。寂聴さんもその友人達も、男性に依存せず年齢に関係なく人を愛し、自分の情熱に素直に生きる。書かれて40年くらい経つけど時代は彼女に追い付いただろうか?2017/06/23

AKIKO-WILL

47
【ナツイチ 2016】ずっと読もうと思いながらも読んでなかった瀬戸内寂聴さんのエッセイ。90歳以上だとは知らず読んでいて最後にビックリした。波瀾万丈の人生で今ではなく戦後の日本で恋に生きた瀬戸内寂聴さん。宇野千代さんに通じる気がする。恋に生きた女性は、長生きするのかな?と思っていたけど、きっと世間体やしがらみなどを気にせずに自分の信念を貫き、自分の自由に生きる事がイキイキと生きられるのかもしれない。50代、60代いや死ぬまで誰かを恋して生きていれば若々しく長生きできるのかも。2016/07/26

detu

39
タイトルから人生の書かと思って読み出せば、女性目線からの恋愛の書であった。ま、人生=恋愛でもある。ご自身の経歴をはじめ知人、信者、読者さん方のエピソードを交えて女性の生き方を語る。女性目線とは言え寂聴さんに言わせれば女も男もヒフティヒフティ、どちらも与えるも養われるもないと語る。強く生きろと、愛に生きろと、まるで不倫礼讚の如く。自分を持って自分の考えで生きろと、身をもって語る。人生の書である。2017/01/07

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