集英社文庫<br> 東京観光

個数:
電子版価格
¥506
  • 電書あり

集英社文庫
東京観光

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月24日 05時28分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 248p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087452174
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

部屋の水漏れが原因で親しくなった男女。男が不思議な提案をしてきて…(「天井の刺青」)。恋愛、青春、夫婦のことなどなど、『小さいおうち』の中島京子が贈るいろどり豊かな七つの物語。(解説/榎本正樹)

内容説明

アパートの水漏れがきっかけで、下の階に住む男と親しくなったあかり。男はある日、奇妙な相談を持ちかける。「俺と、部屋を交換しない?」(「天井の刺青」)。街のあちこちに灰色の公衆電話が存在していた、あの時代。初めて東京を訪れた私が泊まったホテルの部屋には、なぜか外国人女性が住んでいて…(「東京観光」)。直木賞作家が贈る、味わい深い七つの物語。

著者等紹介

中島京子[ナカジマキョウコ]
1964年東京都生まれ。東京女子大学文理学部史学科卒業。出版社勤務ののち、フリーライターに。米国滞在を経て、2003年『FUTON』で小説家としてデビューする。2010年『小さいおうち』で第143回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 2件/全2件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

396
中島京子は初読。本書には7つの短篇を収録。発表誌はWEB文芸「レンザブロー」など、やや軽めか。いずれの短篇も、日常からの軽やかな逸脱を描く。その意味では川上弘美の描く小説の構造に似ていなくはないのだが、表象する世界は大きく異なる。芥川賞作家と直木賞作家の行き方の違いでもあるのかも知れない。篇中では、私はやはり表題作の「東京観光」をとる。そこはかとない哀しみと暖かみが同居しつつ、そこにノスタルジックな気分の揺曳する作品。他の小説も含めて、一応は独自の世界を構成する。もっと読みたいかといえば微妙なところ。2020/01/10

ミカママ

246
中島さんのエッセンスを楽しめる短編集。ただしオリジナルで発表された媒体がいろいろ(よって想定された読者層もバラバラ)ということで、読みながら頭を切り替えなきゃいけなかったのがしんどかった。2017/01/07

しんごろ

187
七つからなる短編集。不思議で、どこかユーモラスな中島京子ワールドは健在で、今作は中島京子ワールド全開かも…。この世界観が、ちょっとクセになる。不思議な感覚があって、味わい深く、時にはドキンとするような感じもあり、読んでて心地よかった。どの短編も良かったのは確かだけど、月日が経つと物語の内容も忘れてしまいそうな気もする。そんな短編ばかりだけど、心が穏やかになったのも事実です。2021/04/02

ゴンゾウ@新潮部

114
発表された時期や媒体が異なりバラエティに富んだ短編集。でも共通するのはどこか不思議な感覚。なんだろう、この不思議な感覚は。懐かしくて優しい居心地がいい。【ナツイチ 2019】2019/10/02

Aya Murakami

107
ナツイチ2019対象本 どことなく不思議な中身(外見は普通のようだが…?)な人物たちが織り成すちょっと不思議な日常の一コマ短篇集。 ゴセイトさん…。なんとなーく挙動が人間っぽくないなと思ったら解説にて妄想が作り出したゴースト的存在と説明。やはり化け物さんでしたか(汗)。別の短編では「相手にずれたところがあってもイジワルにならずに受け入れなければ全てが終わる」ということを登場人物がいっていました。自分の内面であろうが異質な相手であろうが許容できるとこは許容していきたい自分です。 2019/12/03

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8204129
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。