出版社内容情報
若手女性刑事・菱川海月は新人刑事の亘とコンビを組むことに。育ちがよくて頭脳明晰なハンサムの亘だが、短気な海月に叱り飛ばされたり殴られ蹴られるたびに喜ぶという、とんでもない「ドM」で……!?
内容説明
神奈川県警港みらい署の若手女性刑事・菱川海月。署内で「女の子」扱いされ捜査の蚊帳の外に置かれることを不満に思っていたところ、後輩とコンビを組むことに。その後輩・亘善は頭脳明晰なイケメンだが、気の短い海月に叱り飛ばされたり殴られるたびに悦ぶ、とんでもないドＭ。海月は、嫌々ながら彼と捜査をすることになり…。横浜で起きるいっぷう変わった事件にＳＭコンビが挑む！
著者等紹介
神埜明美［シンノアケミ］
北海道出身。『呪殺屋本舗』（『ジュリエットと紅茶を―ようこそ、呪殺屋本舗へ』と改題）で２００６年度ロマン大賞佳作を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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み
24
棚で見かけてタイトルに魅かれた初読みの作家さん。さくさくと♪キャラが強烈な設定ですが、お話しも面白かったです。ジャケから余り…かと思ってたので、意外でした(^^;二作目も手元にあるので楽しみです(^^)2016/08/18
タカギ
22
何というタイトルか！ Ｋ島氏のツイッターで気になった本。女刑事・海月の下に配属された亘は、東大卒で眉目秀麗、頭脳明晰。しかし美しい女性にぶたれたり罵られたりすることが好きな変態だった…。亘の変態ぶりはユーモアの範囲内で、ミステリとして実力がある。短編が３つ。１話目からなるほどと思った。２話目になると海月と亘の掛け合いの軽妙さも増す。真相を見抜くのは亘で、それに引き回される海月を見ると、「ＳはＭの欲するところを察知して施しを与えるサービス業であり、Ｍこそが実はＳに奉仕させている支配者」との言も頷ける。深淵。2018/06/15
momi
22
若手女性刑事がコンビを組まされることになった相手は…！新人のイケメン刑事！彼はやり手であっという間に事件解決！ただ…彼の唯一の欠点(？)は…怒られるのが大好きなドＭ君！！この作品ね、以外と面白かったから驚いているのだけど…。結構、本格推理ものだったりするし、笑ってサクサク楽しめるコメディミステリーです！！肩の力を抜いて楽しめますね〜。2014/07/05
那由多
17
完全タイトル買い。考える前に手が出る海月と、頭脳明晰イケメンのドM亘がコンビを組む、コミカル刑事ものです。毎回民間人に協力してもらって、犯人にカマかけて解決するパターンなのは刑事としてどうかと思うが、ゆるいミステリなのでこれでもいいかと思う。亘がMな趣味を満足させる為に、先輩の海月をちゃっかり利用してるところに腹黒さが見える。2019/07/01
sarie
11
軽く読めるコメディミステリー小説？ 本当にくだらなくて笑えました。楽しめました。2016/08/30
