集英社文庫<br> 贖罪

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集英社文庫
贖罪

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087451801
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

駆け落ちして一緒になった年上の妻が殺された。妻が離婚したがっていたこと、アリバイなしで夫に容疑が。複数の容疑者から、真の罪人を追及する弁護士の活躍。書き下ろしミステリー。(解説/小梛治宣)

内容説明

大阪繊維問屋の後継津村誠は、5歳年上の綾子と東京へ駆け落ちして結婚。誠は、小説家を目指し、綾子が生活を支えた。だが夫婦に暗雲が立ち、妻が離婚をほのめかした後、自宅で殺害される。アリバイのない夫に容疑が…。鶴見弁護士は、夫の無実を信じて、調査を開始。前夫、ストーカーなど彼女を取り巻く男達と、警察内部の隠蔽に迫る!本当に罪を犯したのは誰かを心に問う、長編ミステリー。書き下ろし。

著者等紹介

小杉健治[コスギケンジ]
1947年東京都生まれ。83年、データベース会社に勤務の傍ら執筆した『原島弁護士の処置』で、第22回オール讀物推理小説新人賞を受賞。88年『絆』で第41回推理作家協会賞、90年『土俵を走る殺意』で第11回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tsuyoshi

79
小説家を目指す男と献身的に支える妻。その妻が殺害され逮捕されてしまう男。自らの不甲斐なさもあって罪を認めてしまうのだが、弁護士が男を説得し冤罪を立証していくミステリー。妻につきまとうストーカーの存在から真犯人の割出まで弁護士と協力者の力量によりテンポよく進むストーリーだが、審理の中で明らかにされていく妻の真意や結婚に反対していた父親の心境の変化など人間ドラマの要素もあり、面白かった。2018/04/20

Rin

46
冤罪の生まれる瞬間。そして一度でも犯人という先入観を世間ともたらしてしまうことの怖さがあった。犯人になってしまうと今までの行動が悪いイメージに塗り替えられてしまう。今回の主人公?は確かに読んでいる私もあまりにも情けないなぁと思うような発言に行動ばかりだったけれど。それよりも冤罪を晴らすということの大変さが伝わってくる。それでも真実を明らかにするという事は苦しみと伴うけれど、亡くなった方の想いを辿ることにもなると再確認。内容でちょっと…と思う所もあるけれど、読みやすさと鶴見弁護士の芯の通った行動は魅力。2015/11/24

ミーコ

40
「家族」や「父からの手紙」など とても良かったので読んだのですが 期待が大きかった分 少し肩透かしを食らった感も‥‥ 主人公も好きになれなかった。 ただ 鶴見弁護士は、魅力的でした。2014/07/08

ぱなお

29
読みやすい法廷ミステリー。キラキラと目を輝かせていた小説家を目指す男は、結婚後に挫折しパチンコの日々。奥さんは水商売をしながらもはやヒモ状態の旦那を支えていた…が、奥さんが殺されたことであれよあれよと旦那逮捕。前半の旦那のストーリーから、後半は容疑者となった旦那を弁護する鶴見弁護士ストーリーに変わっていく。早い段階で真相に気づいてしまって、読み進めていくうちに、一瞬「あれ?違うの?」とはなったけど、「やっぱりそうか」って着地したので、ちょっと物足りなかったなー。2時間ドラマに向いてる感じ。2019/02/08

mika

26
う~~ん、、、可もなく不可もなくといったところでしょうか。はっとするようなトリックも展開も用意されていなかった…。ただ、一見頼りなさそうでいて鋭い切り込みを入れてくる鶴見弁護士は何か応援したくなる。ラストもほろりとさしてくれる。サラリと読める文章なだけに、やはりもぅ一捻り何か欲しかったなぁ…2015/08/22

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