出版社内容情報
ホストクラブclub indigoの客が殺された。手帳に残された記録からホストが疑われるが、実は彼女はネット上で「もう一つのインディゴ」を経営していて!? 人気シリーズ、初の長編!(解説/大矢博子)
内容説明
個性的なホストたちが人気を集める渋谷のホストクラブ「club indigo」。常連客の真千子が殺され、指名されていたホスト・DJ本気が疑われる。オーナーの晶とホストたちが事件を追ううち、ネット上に「もう一つのindigo」が存在し、真千子がそこを運営していたことが分かる。ネットとリアルの両方から犯人探しを進める晶たちだが…。大人気シリーズ最新作が文庫オリジナルで登場!
著者等紹介
加藤実秋[カトウミアキ]
1966年東京都生まれ。2003年「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅葉
48
シリーズの5巻で初の長編です。バーチャルの世界と現実2つのクラブ・インディゴ。最後の両方のホスト達が集まっての酒宴はホントに楽しそうで参加したかったです。メンバーそれぞれ癖があっていいんだけど、やっぱり晶さんがしめてくれますね…。最後の場面、晶さんの優しさにグッときました。今回から出版社が変わりイラストも変わったのが残念だけどシリーズが続いてくれるなら我慢します。続けて6巻に行ってきます♪2015/09/30
ぽぽ♪
44
初の長編だけど飽きなくて面白かったです。スイーツ刑事の早乙女がドラマのオリキャラだったり、加藤さん女性だったとか初めて知りました!憂夜のハーブティーにも磨きが掛かり(笑)DJ本気が大活躍!な巻でした。2015/11/18
財布にジャック
42
久しぶりのインディゴシリーズで、更に長編ということで期待値マックスで購入しました。しかし、残念ながらこのネット上のバーチャルな世界にはついて行けませんでした。現代のネット社会ならありそうなミステリーではありましたけどね。そんな訳で内容に乗り切れなかったのはショックでしたが、クラブ・インディゴの皆に再び逢えたことだけで今回は満足ということにしておきます。2014/07/13
papako
36
club indigoシリーズ。non-no連載ということで、ほぼ短編。SNSの世界をうまく取り入れていて面白い。でも、何よりイラストが変わって残念。。。登場人物のビジュアルが嫌だ。創元推理文庫の表紙イラストがよかった。と、内容ではなくそんな感想です。2014/12/19
佳音
34
ホストクラブのΓ邪道系」の店・インディゴは、客やホストからやっかいな事件を持ち込まれ、なぜか解決させられるハメになる。今回は、常連客が殺されてー。毎回飽きさせない。私が客なら、間違いなく犬マン指名&ヘルプ手塚くんだな。こんな妄想も、自分が近寄らない世界に疑似体験できる読書の醍醐味。つまりヴァーチャル・・・おおっと本書の核心に触れるとこだったぜぃ。読メ登録前にほとんど読了。未読の一冊。2015/03/09
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