出版社内容情報
ダムができて湖に沈んだ村が再びその姿を現した。「それ」は墓の下からよみがえり、かつての村人を襲いはじめて!? 大好評「吸血鬼はお年ごろ」シリーズ新装丁、第10弾!!(解説/円堂都司昭)
内容説明
ダムができて湖に沈んだ村―のはずが、5年後に雨不足で村は再びその姿を現した。「それ」は墓の下からよみがえり、血を必要としていた…。そして、若い女が失血死したのだった。一方、ひょんなことからこの事件に遭遇したエリカとクロロックは同じ吸血鬼一族の存在を感じていた。そんなとき常田加奈子という少女が現れ、やがて第二の殺人が起こって―!?『吸血鬼はお年ごろ』シリーズ第10弾!!
著者等紹介
赤川次郎[アカガワジロウ]
1948年福岡県生まれ。桐朋高等学校卒業。76年、サラリーマン生活のなかで執筆した「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞、ミステリー界に新風を吹き込む。以後、幅広い分野の小説を発表、ベストセラー膨大。2005年度日本ミステリー文学大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
coco夏ko10角
15
吸血鬼はお年ごろシリーズ第10弾。ついに千代子に恋模様が。以前みどりに彼氏ができたはずだったけど、今回の様子を見ると別れたかなかったことになったよう。後半の弘子がかっこいい。「湖底から来た吸血鬼」の正体に驚き。2014/03/01
AYA
4
吸血鬼シリーズ10作目。後書きにも出てたように久しぶりの長編でした。赤川さん、読みごたえありましたよ~♪湖底の吸血鬼の正体が…まさかまさかの…。2014/07/13
さちこ
3
たまたま、今月の文庫の新刊のところに積んであって、何と無く手にとってみた本です。なんて言うんだろう、ホラーの絵本みたいな、挿絵はないけど、そんな感じがしました。2014/02/28
ゆき衛門
2
このシリーズ初の長編。 先が気になる展開で面白かった。2016/01/02
りりぃ
2
長編だけど軽く読めてしまうのがこの作品のいいところ。 でもいつもどこか抜けているクロロックが緊張の色をにじませていると なんだかこっちも少しハラハラしてくる。 面白かった!2015/06/09