集英社文庫<br> 腐葉土

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集英社文庫
腐葉土

  • 望月 諒子【著】
  • 価格 ¥1,078(本体¥980)
  • 集英社(2013/04発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 560p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087450606
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

高級老人ホームに住む資産家女性が殺された。犯人は金を無心していた孫なのか。戦後を生き抜いた女の一生と闇を描き出す、骨太のミステリー。木部美智子シリーズ、文庫書き下ろし。(解説/橋本紀子)

内容説明

笹本弥生という資産家の老女が、高級老人ホームで殺害されているのが見つかった。いつもお金をせびっている孫の犯行なのか?そこに生き別れたもう一人の孫という男が名乗りでる。詐欺事件や弁護士の謎の事故死が、複雑に絡まりはじめ―。関東大震災、東京大空襲を生き延び、焦土の中、女ひとりでヤミ市でのし上がり、冷徹な金貸しとなった弥生の人生の結末とは。骨太ミステリーの傑作長編。

著者等紹介

望月諒子[モチズキリョウコ]
愛媛県生まれ。銀行勤務を経て、学習塾の教師を勤める。01年『神の手』でデビュー。11年『大絵画展』で第14回ミステリー文学大賞新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いつでも母さん

203
木部美智子シリーズ3巻目。3ヶ月前の二億円のお札が空を舞う事故死の件と資産家の老女が殺された事件が、最後の最後で見事にリンクされて回収されるのがもう凄いとしか言えない。戦中・戦後を泥にまみれ這いつくばって生き抜いた一人の女の一代記を見せつけられた気がする。どちらかが絶対に怪しいと思いつつも決定打が無くて、しかも一人は狡猾で他人に成り済まし噓をつく・・依頼人の老女と弁護士の固く結ばれたこの関係に天晴れと言いたい。望月さん堪能しました。ずっしりとタイトルが深く重いです。2019/06/17

gonta19

118
2013/4/19 Amazonより届く。 2018/2/7〜2/12 二年半ぶりの望月作品。木部美智子シリーズ。帯で大森望氏も書いているように、最後のどんでん返しが凄い。前半の伏線の回収が見事。2018/02/12

papako

70
木部シリーズ2冊目。堪能しました!老人ホームで資産家の老女笹本弥生が殺された。荒らされた金庫、不仲な孫、ホームにもう一人認知されていない孫が勤めていた?犯人は?関東大震災から戦争を生き抜いた弥生の過去が凄まじい。その話を読むだけでも鷲掴みにされた。そしていなかったことにされた孫、その少年時代にすれ違った新聞記者の亜川と共に事件を追う美智子。その孫が悲しすぎる。そして入れ替わった男の嘘。弁護士深沢の友情。盛りだくさんなのにきちんと収束する気持ちよさ。はー、すっかりはまりました。シリーズ制覇します!2019/12/22

アッシュ姉

70
望月さん二冊目。これまたみっちりじっくり読まされた。高級老人ホームで発生した資産家女性殺害事件。十億円の財産の唯一の相続人である孫の犯行が疑われるなか、生きわかれたもう一人の孫の存在や、別の事件とも複雑に絡まり混迷を深めていく。まるでジグソーパズルのような難解な事件を追うのは雑誌記者の木部美智子。情報交換のため取材を共にする大手新聞社デスク亜川とのコンビもいい。一つまた一つと浮かび上がる真相。関東大震災、東京大空襲を生き延び、なりふり構わず女ひとりでのし上がってきた生き様が凄まじい。⇒ 2019/11/14

GAKU

52
最近ハマっている木部美智子シリーズの第4作目。高級老人ホームで資産家の老女、弥生が殺害されているのが見つかる。いつも金をせびっていた孫が疑われる。そこに生き別れたもう一人の孫という男が名乗り出る。詐欺事件や弁護士の謎の事故死が複雑に絡んでくる。関東大震災、東京大空襲を生き延び、ヤミ市、高利貸し、売春の元締め等で女一人でのしあがり、一代で財を成した弥生の凄まじいまでの生き様。事件の真相に少しずつ近づいていく木部美智子。⇒2019/06/14

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