出版社内容情報
住んだら、最後──。逃げ場なし! さまざまな住居で起こった想像を絶する恐怖体験を生々しく語る、本当にあった24の怖い話。
【目次】
内容説明
開けて、開けて。出して、出して―。夜な夜な玄関から聞こえる少女の声の正体は?(「やねうら」)心霊現象が頻発する貸し家の秘密。(「かりずまい」)宿泊企画が開催された古民家で起きる怪異の数々。そこは本物の事故物件だった。(「あかずのま」)アパート、一戸建て、新築、中古、どんな家も無事では済まない。読んだら最後、逃げ場のない恐怖があなたを襲う実話系“家怪談”集。全25編。
著者等紹介
川奈まり子[カワナマリコ]
1967年東京都生まれ。怪異の体験者と土地を取材し、これまでに6000件以上の怪異体験談を蒐集、怪談の語り部としても活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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もっぱら有隣堂と啓文堂
10
まずは取り急ぎ記録だけ。したので255字を埋める。「本当にあった25の家の怪談」との触れ込みだが、最後は「家」という象形文字の解説なので実際は24軒(件)の怪談集。帯には「読んだら最後。我が家がだんだん怖くなる」とあるが、まるで怖くなりません。読むのであれば小野主上とか某ホラー文庫とか、ホラーのほうがよっぽど怖い。やっぱり怪談は、語ってなんぼ、生で聞いてなんぼ、現場感といった盛り上がりの条件なり制約なりがあるんだろう。もっとも実際の怪談を聞き取り核心そのままに披露しているので、怪異は存在すると。それは恐怖2025/08/27