集英社文庫<br> チンギス紀〈8〉杳冥

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集英社文庫
チンギス紀〈8〉杳冥

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447729
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

大きな戦が終わるも、勇者たちはそれぞれに生き延びた。
そして、運命の光と闇が、すべての者に襲いかかる。

モンゴル族の統一をかけた大きな戦いに結着がつくも、敗れた者たちはそれぞれに生き延びる。その中には、命ある限りテムジンの首を狙い続ける者もいた。
テムジンはモンゴル族統一後も、遊牧だけではない生活を見据え、積極的に動く。軍の南の拠点となるダイルの城砦を訪れ、さらに大同府へと向かう。大同府には、かつて一時期を過ごした蕭源基の妓楼があった。そこでテムジンは轟交賈の男と出会う。
しかし、そのような状況下、草原を生きる者たちに激震をもたらす出来事が、ふたたびテムジンを待ち受けていた。好評第八巻。

【著者略歴】
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。70年、同人誌に発表した「明るい街へ」が雑誌「新潮」に掲載され、デビュー。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を、17 年同作で第 6 回歴史時代作家クラブ賞特別功労賞を受賞。20 年に旭日小綬章を受章。24 年『チンギス紀』(全 17 巻)で第 65回毎日芸術賞を受賞。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。

内容説明

モンゴル族の統一をかけた大きな戦に結着がつき、テムジンは遊牧だけではない生活を見据え、積極的に動く。かつて一時期を過ごした大同府に向かったテムジンは、そこで轟交賈の男と出会う。一方、敗れた者たちはそれぞれに生き延びていた。ジャムカはナイマン王国を引き入れることも含めて軍の立て直しを模索しつつ、メルキト領の北の端で冬籠りをするアインガのもとを訪れる。好評第8巻。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。70年、同人誌に発表した「明るい街へ」が雑誌「新潮」に掲載され、デビュー。81年『弔鐘はるかなり』で単行本デビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Book Lover Mr.Garakuta

25
【おきな書房】【速読】:逞しいモンゴル遊牧民族らしさが出てて面白かったですね。モンゴル平原を統一し。さらなる版図拡大に向け準備するテムジンと再起を目指すジャムカの一族もいて面白い。物語は愈々中盤に入っていくのだ。2025/05/26

播州(markⅡ)

10
前巻の大一番の終戦処理から始まって、テムジンの領土が爆発的に増えた巻。テムジン=モンゴルの構図がほぼできあがる。すわ、ジャムカとの再戦か!?と思わせてからのケレイトの裏切り。見事な撤退描写の後のトオリル・カン視点のため、いっそ滑稽にすら見えてしまう。ケレイト大国まで傘下に加え、飛躍的に大きくなったテムジン。しっかりと準備を重ねてきた巨人が不意に立ち上がったという感想を抱く。鉄を切実に求めるテムジンに、今以上の激戦の気配を見る。さらば、蕭源基。金での父とも呼べる漢であった。2025/06/03

フク

9
#読了 草原の戦は新たなステージへ進み、力という言葉が意味するものがさらに広がっていく。 解説の筆力より腕力という言葉にもげるほど首肯した。 「食うまでは何もわからない」2025/07/07

Mzo

8
前巻の大決戦からどう話が進むのかと思っていましたが、そうなりましたか…。同じ敗者でも、同情したくなる者もいれば、さも当然としか思えない者もいる。後者の理屈もいろいろ書かれているのが面白いですよね。自分自身がそんな理屈を立ててないか、ひやっともするけど。2025/05/21

ハッピー

6
アインガは自領で日常生活を,タルグダイは死にかけたがトクトアのもとで回復し南の南宋でラシャーンとともに交易を始めた.そしてジャムカは再戦を目指し,北のバルグド族とともにいた.ケレイト王国の砂金を使い,一万騎を集めたジャムカを殲滅するようトオリル・カンから命令されたテムジン.二万騎で向き合っていたが,後詰に来たケレイト王国軍三万騎が襲ってきた.トオリル・カン,セングム,アルワン・ネクを撃ち,ケレイト王国を併合した.次巻はナイマン王国との戦!大水滸伝シリーズの子孫も出てくるのは良き!2025/06/05

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