集英社文庫<br> 空をこえて七星のかなた

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集英社文庫
空をこえて七星のかなた

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447699
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この本は、きっとあなたの北極星(ポラリス)になる。
7つの物語が星座のようにつながる、宇宙を巡る感動のミステリー!

「南の島へ行くぞ」突然のパパの提案で、石垣島を父娘で旅することに。でも、家族旅行といえばママも一緒だったのだ、去年までは――(「南の十字に会いに行く」)。同級生の過失で、私は右目に取り返しのつかない怪我を負った。同時に、大事な友達と約束した夢も潰えて……(「星は、すばる」)。7つの物語が星座を描くようにつながった時、大きな感動に包まれる。星空と宇宙を巡る傑作ミステリー!

【著者プロフィール】
加納朋子(かのう・ともこ)
1966年福岡県生まれ。92年「ななつのこ」で第3回鮎川哲也賞を受賞し作家デビュー。95年「ガラスの麒麟」で第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2008年『レインレイン・ボウ』で第1回京都水無月大賞を受賞。温かくも鋭い洞察を備えた〈日常の謎〉の名手として、多くの読者の支持を集める。著書に『ささら さや』『七人の敵がいる』『我ら荒野の七重奏(セプテット)』『カーテンコール!』『いつかの岸辺に跳ねていく』などのほか、自らの闘病体験を綴った『無菌病棟より愛をこめて』がある。

内容説明

「南の島へ行くぞ」突然のパパの提案で、石垣島を父娘で旅することに。でも、家族旅行といえばママも一緒だったのだ、去年までは―(「南の十字に会いに行く」)。同級生の過失で、私は右目に取り返しのつかない怪我を負った。同時に、大事な友達と約束した夢も潰えて…(「星は、すばる」)。7つの物語が星座を描くようにつながった時、大きな感動に包まれる。星空と宇宙を巡る傑作ミステリー!

著者等紹介

加納朋子[カノウトモコ]
1966年福岡県生まれ。文教大学女子短期大学部卒業。92年『ななつのこ』で第3回鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。95年『ガラスの麒麟』で第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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エドワード

31
七星の父の名は北斗。母は遠くにいる。父娘で石垣島の祖母に会いに行く話。ふざけた男子のために目に傷を負った美星の話。生徒会副会長の完全無欠な女子生徒と廃部寸前の四人の話。彗子と、彼女の祖母の営む木星荘に住む美女・金江さんの話。一見関係のない話が、時空をこえてつながっていく。あっ、あの人が彼だったんだ、彼女だったんだ、というワクワク感が心地よい。七星の母、寺地舞亜は宇宙飛行士だ。命がけで月を目指す。北斗と七星は地球で彼女の無事を祈っている。宇宙のロマンを随所に感じる。題名は言わずと知れたロボット君だね。2025/06/04

mayu

31
涙を拭いながら「あぁ〜良いもの読んだなぁ」と声を漏らしたくなる。「南の十字に会いに行く」は短編宇宙で既読。父と娘の2人旅から始まって、宇宙や星と夢と家族と友達とそれぞれが混ざり合って最高の景色を見せてくれる。どの話も読み終えた後はじんわり温かい気持ちが広がる。多くは語りません、是非前情報無しで読んでほしい。きっと温かい気持ちに満たされながら読み返したくなる一冊になると思います。オススメです。2025/05/25

なみ

14
星にまつわる話が収録された短編集。 どの短編も面白かったですし、さらに作品全体に仕掛けもあって、これぞ加納朋子作品!と思わされる短編集でした。 廃部寸前の部活が集められ、副会長の手によって新しく生まれ変わる『箱庭に降る星は』が特に好きです。 短編の最後まで謎のまま終わってしまう要素もあるのですが、最後まで読み終わるときにはすべて綺麗に回収されていました。 苦しいことやつらいことをしっかりと描ききった上で、それを知恵と優しさで乗り越えていく少年少女の姿が印象的でした。2025/05/29

愛書家

13
この方、名手だな、と思いました。 普通の短編集かと思いきや、最終話ですべてがヒト繋ぎになっていた、感嘆・驚嘆ですよ。何時しか夢中になっていて、感動さえ覚えました。いやはや、話の構成が流石としか言いようがない!2025/05/23

huraki

10
父親の提案で石垣島を訪れた主人公が母親の事を回想する「南の十字に会いに行く」を含む連作短編集。宇宙に浮かぶ星たちは目を凝らさないと見えないけれど、物語と同様に希望も不安も内包しながら今もなお、確かに輝いている。それぞれの物語を繋いで見えてくる景色は正に壮観だ。青春色の強い「箱庭に降る星は」が特に印象的だった。2025/06/07

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