集英社文庫<br> 空をこえて七星のかなた

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集英社文庫
空をこえて七星のかなた

  • 加納 朋子【著】
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  • 集英社(2025/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447699
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この本は、きっとあなたの北極星(ポラリス)になる。
7つの物語が星座のようにつながる、宇宙を巡る感動のミステリー!

「南の島へ行くぞ」突然のパパの提案で、石垣島を父娘で旅することに。でも、家族旅行といえばママも一緒だったのだ、去年までは――(「南の十字に会いに行く」)。同級生の過失で、私は右目に取り返しのつかない怪我を負った。同時に、大事な友達と約束した夢も潰えて……(「星は、すばる」)。7つの物語が星座を描くようにつながった時、大きな感動に包まれる。星空と宇宙を巡る傑作ミステリー!

【著者プロフィール】
加納朋子(かのう・ともこ)
1966年福岡県生まれ。92年「ななつのこ」で第3回鮎川哲也賞を受賞し作家デビュー。95年「ガラスの麒麟」で第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2008年『レインレイン・ボウ』で第1回京都水無月大賞を受賞。温かくも鋭い洞察を備えた〈日常の謎〉の名手として、多くの読者の支持を集める。著書に『ささら さや』『七人の敵がいる』『我ら荒野の七重奏(セプテット)』『カーテンコール!』『いつかの岸辺に跳ねていく』などのほか、自らの闘病体験を綴った『無菌病棟より愛をこめて』がある。

内容説明

「南の島へ行くぞ」突然のパパの提案で、石垣島を父娘で旅することに。でも、家族旅行といえばママも一緒だったのだ、去年までは―(「南の十字に会いに行く」)。同級生の過失で、私は右目に取り返しのつかない怪我を負った。同時に、大事な友達と約束した夢も潰えて…(「星は、すばる」)。7つの物語が星座を描くようにつながった時、大きな感動に包まれる。星空と宇宙を巡る傑作ミステリー!

著者等紹介

加納朋子[カノウトモコ]
1966年福岡県生まれ。文教大学女子短期大学部卒業。92年『ななつのこ』で第3回鮎川哲也賞を受賞し、作家デビュー。95年『ガラスの麒麟』で第48回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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エドワード

48
七星の父の名は北斗。母は遠くにいる。父娘で石垣島の祖母に会いに行く話。ふざけた男子のために目に傷を負った美星の話。生徒会副会長の完全無欠な女子生徒と廃部寸前の四人の話。彗子と、彼女の祖母の営む木星荘に住む美女・金江さんの話。一見関係のない話が、時空をこえてつながっていく。あっ、あの人が彼だったんだ、彼女だったんだ、というワクワク感が心地よい。七星の母、寺地舞亜は宇宙飛行士だ。命がけで月を目指す。北斗と七星は地球で彼女の無事を祈っている。宇宙のロマンを随所に感じる。題名は言わずと知れたロボット君だね。2025/06/04

ダミアン4号

46
父と二人で石垣島旅行…ん?お母さんは?一緒じゃない?死別?離婚?と心配しながら読み始めましたが、薄汚れた想像をしがちな私の胸に吹き込む一陣の風…良かった、本当に良かった。主人公は七星とその家族(主に母)の7つの物語。凄い人の子供である事のプレッシャー…親は親、子は子…別個の存在なのに紹介される度“あの人の”という目で見られるのは疲れるだろう。親はいつか超えたい/超えなきゃならない“壁”なのかも知れないけど…追い越すんじゃなく同じ夢を追えたら素敵な事だと思います。登場した全員がハッピーになるラストにほっこり2025/07/02

ざるこ

34
7篇。ミステリに分類されてるけど違うような。けど、ちょっとした謎や意外な展開が散りばめられててあっという間に読めた。星や宇宙に纏わる人間ドラマで構成されている。「孤舟よ星の海を征け」が好き。宇宙船の事故、動かぬ体、朦朧とする意識、声をかけてくるドクター。驚きの展開が待っていた。生きていれば不慮の事故に見舞われることもある。出会い、繋がり、共に力強く生きていくさまが素晴らしい。連作集で7話目では菅原文太のトラック野郎みたいにオールキャストが出揃う。6話全てが繋がっていくことの爽快感。2025/07/23

mayu

34
涙を拭いながら「あぁ〜良いもの読んだなぁ」と声を漏らしたくなる。「南の十字に会いに行く」は短編宇宙で既読。父と娘の2人旅から始まって、宇宙や星と夢と家族と友達とそれぞれが混ざり合って最高の景色を見せてくれる。どの話も読み終えた後はじんわり温かい気持ちが広がる。多くは語りません、是非前情報無しで読んでほしい。きっと温かい気持ちに満たされながら読み返したくなる一冊になると思います。オススメです。2025/05/25

seba

29
まず、正しくは「コウ」と読む漢字は「昴」ではなく「昂」で、「ケイ」と読むのは原則「彗」ではなく「慧」であるという点に釘を刺しておく(伊与原新『オオルリ流星群』にも同種の不適合がある)。この難癖に登場する漢字からも分かる通り、この短編集には天体に関係のある名前を持つ人物などが多く登場する。そしてこの物語における北極星はどこに――。話としては、生徒会副会長が辣腕を揮い、廃部寸前の3つの部活を束ねる「箱庭に降る星は」がお気に入り。全編通して、才能を持つ者とその近くにいる平凡な者、それぞれの不自由さが垣間見えた。2025/07/17

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