出版社内容情報
殺人の疑いで逮捕された暁。唯一の目撃者となったアルは、真犯人を捕まえるべく奔走するが……。大人気吸血鬼シリーズ、ついに完結!
内容説明
殺人の容疑で逮捕された暁。真犯人の米倉はなぜ暁を陥れようとしているのか、その動機を探ろうと、アルはひとり九州へ向かう。辿り着いたのは、米倉が昔暮らしていた祖母の家。だが、そこはすでに荒れ果て、床下には白骨化した遺体が!アルは殺人の証拠を押さえるべく奔走するも、米倉に見つかってしまい…。暁とアル、二人に優しい未来は訪れるのか。半人前吸血鬼アルの奮闘記、感動の最終巻。
著者等紹介
木原音瀬[コノハラナリセ]
高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー。『箱の中』『美しいこと』をはじめとするボーイズラブ作品を多数発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
13
やっぱり暁にはアルが必要。ラストの短編がまた良かった。集英社文庫でなければ甘い2人も見れたんだろうか…2025/10/05
へへろ~本舗
9
やっと、やっと、このシリーズが完結。もう未完のまま放ったらかしかと諦めていただけに嬉しさひとしお。木原さん作品はバッドエンドが多いから…と思ってたけどそれもなく…アルの日本語チョイスのユニークなセンスもそのまま変わらずに大団円。アルの面白Tシャツがどのくらい増えてるか想像するのもまた一興。年末に読めて良かった。2024/12/27
ミナ
9
コミカライズの話からきっと完結すると信じていたけど、ようやく!!蝙蝠の大捜索は無理矢理感もあるけどもお約束の全裸男もあって「あぁ吸血鬼と愉快な仲間たちだなぁ」と定番ネタにほっこりし、パートナーと言えたところに感動した。忽滑谷のおとり捜査はぜひドラマCDで聴きたいんだけど、まだドラマCD展開もしてるのかな?番外編は箱の外の番外編的な感じだった。2024/12/23
アンナ
8
読み終わっちゃった!安心して読めると聞いていただけあって、綺麗におさまった感はある。だがしかし、甘さが足りね~。暁がとある件でアルに相談し、アルは軽くOK出してたけど、まてまてまて私はちょっと悩ませてほしいよ?ってなった笑。すまんな蓮君。番外編的なものがまた出たらいいのにな~。2025/04/06
kinoko
7
4.5最終巻 アルの優しさに毎度のことながらものすごく癒される 対比する米倉は平常運転の木原先生のムカつくキャラ 暁が老いていきいなくなってしまう未来を不老不死のアルがどう受け止めるかを考えるとやり切れなくなる。だからこそ今この幸せな瞬間を大事にしなきゃだなぁ。BL色は薄めなので多くの人に読んでもらいたい1冊です。 超オススメ2025/10/04
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