集英社文庫<br> チンギス紀〈3〉虹暈

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集英社文庫
チンギス紀〈3〉虹暈

  • 北方 謙三【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447217
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ユーラシア大陸に拡がる人類史上最大の帝国、その礎を築いたチンギス・カン。
波乱に満ちたその生涯と、彼と出会った様々な英雄たちの生きざまを描く歴史大河小説、第三巻。

モンゴル族の覇権をめぐり、テムジンのキャト氏とタイチウト氏の対立は激しさを増しつつあった。タイチウト氏の長のひとりであるトドエン・ギルテは、軍師役のオルジャの提言で、テムジンとの戦いに助勢させるため、玄翁と呼ばれる老人のもとを訪れる。コンギラト族の領内に住む玄翁は圧倒的な気をまとっており、自在に動く強力な五十騎の精鋭を率いていた。玄翁はトドエン・ギルテの依頼を受け、羊百頭分の働きをすることを約束する。
テムジンと、ジャンダラン氏のジャムカは、タイチウト氏との戦いで、玄翁が率いる五十騎の恐るべき力を目の当たりにすることに……。(解説/中江有里)

【著者略歴】
北方謙三(きたかた・けんぞう)
1947年佐賀県唐津市生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞、10年に第13回日本ミステリー文学大賞、11年『楊令伝』(全15巻)で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞。13年に紫綬褒章を受章。16年「大水滸伝」シリーズ(全51巻)で第64回菊池寛賞を、17年同作で第6回歴史時代作家クラブ賞特別功労賞を受賞。20年に旭日小綬章を受章。24年『チンギス紀』(全17巻)で第65回毎日芸術賞を受賞。『三国志』(全13巻)、『史記 武帝紀』(全7巻)ほか、著書多数。

内容説明

モンゴル族の覇権をめぐり、キャト氏とタイチウト氏の対立は激しさを増しつつあった。一度は大敗し深傷を負ったテムジンだが、傷を癒やしタイチウト氏を急襲、大打撃を与えた。年が明け、トドエン・ギルテは戦場で途方もない働きをするという五十騎に戦いの助勢を頼むため、ある老人を訪れる。その尋常ならざる強さに、勝利を確信するが…。テムジンが宿命的な戦いに身を投じていく第3巻。

著者等紹介

北方謙三[キタカタケンゾウ]
1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、85年『渇きの街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、05年『水滸伝』(全19巻)で第9回司馬遼太郎賞を、07年『独り群せず』で第1回舟橋聖一文学賞を受賞。10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞し、13年に紫綬褒章を受章。24年、第65回毎日芸術賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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あすなろ

89
この10年間様々な事があった。死んでいてもおかしくなかった。それでもテムジン様は生き延びた。私は時々振り返る。イエスゲイ様の軍は消滅したからテムジン軍は殆ど無から作り上げなければならなかった。しかもテムジン様は若かった。若過ぎたと言ってもいいだろう。そうテムジン、後の将来のチンギス・カンの配下の者が語るシーンが印象的。今巻では確かに危機一髪の戦いもあったが、その上で一族を強くしていく為の基礎造りも描かれていた。そうした中で描かれる母の愛情もあり、傭兵である玄翁の強靭さありと相変わらず北方節に酔わされる。2025/02/07

chiseiok

30
モンゴル高原の様々な場所での様々な人々の営み。主人公たるテムジンにフォーカスするわけでもなく、各人各様まんべんなくフラットに丁寧に描写している。メルキトの族長トクトアと片目の狼ダルドの交感のシーンなんかはめちゃ心に沁みた。戦もそこそこ発生してはいるものの、レベルはまだ小競り合いと呼べる程度…と、思いきや噂のジョーカーキャラ玄翁の鮮烈な登場!ハードカバー刊行の頃にちらちら気にはなってたものの、いかんいかん文庫化までは我慢や!と情報シャットアウトしてました。ここからぐいぐいと物語は動くのかな。楽しみ過ぎる〜。2025/01/27

Book Lover Mr.Garakuta

22
【おきな書房】【速読】:テムジンが征服者として、一進一退をしつつ、その片鱗を見せながら成長していくさまが面白かった。2025/03/04

フク

15
#読了 黒い旗を掲げて駈ける一頭の大きなけものが草原にあらわれる。 玄翁が甘蔗から作った強烈な酒をやっているのはかつての長い旅を思い出せてとても良い。いつか南の話も聞きたい。 2025/03/25

播州(markⅡ)

14
玄翁とぶつかり、負け続けるテムジン。玄翁に具足を切られ、タルグダイの右腕を奪うも、再度玄翁に斬られる。トドエンギルテを倒し、モンゴル内のごたごたは終わりを迎えつつある?次は国との戦か?トクトアと、狼ダルドとの友情がかっこいい。というか、作中でしれっと数年経過してる。玄翁の正体がめちゃくちゃ気になる。2024/12/28

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