集英社文庫<br> 東京都三多摩原人

個数:

集英社文庫
東京都三多摩原人

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年06月20日 14時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087447187
  • NDC分類 291.36
  • Cコード C0195

出版社内容情報

『孤独のグルメ』の原点がここに!? 人気漫画原作者が地元・三多摩を歩いて、食べて、見て、思い出す──。初の自伝的エッセイ!

内容説明

三多摩とは、東京都の、23区と島嶼部を除く市町村部分のこと。その一つ、三鷹市出身の著者はふと思う。「三多摩に関心が無さ過ぎた!」とにかくこの目で見てみようと地元から奥多摩、さらには相模湖(!?)まで、縦横無尽に歩いて、食べて、また歩いているうちに、蘇ってきたのは幾つもの懐かしい記憶だった―。『孤独のグルメ』の原点がここに!?人気漫画原作者が綴る、町歩き&自伝的エッセイ。

目次

ドブ川を上って
崖線の路を
武蔵五日市の温泉
府中街道を、多摩川へ南下す
武蔵小金井の幼なじみの店
自転車漕いで、プールに行く
近所でクワガタを捕った頃
八王子から高尾、盲腸から天皇へ
西の要、高尾山
田無五芒星クロスロード
高幡不動のただえもん
青梅線に沿って青梅を歩く
近くの井の頭自然文化園
尾根と戦車とアウトレット
三多摩の最南端に向かう
狭山丘陵を多摩湖へ
相模湖のダムとモーターボート
第四の多摩を歩く
三多摩原人の実家観察
奥多摩電車散歩
昭和記念公園の秋
秋の丘陵動物
先生の住んでいた小平を歩く
三多摩の山奥の宿で

著者等紹介

久住昌之[クスミマサユキ]
1958年東京都三鷹市生まれ。美学校で赤瀬川原平に師事する。81年和泉晴紀とのコンビ「泉昌之」の『夜行』でマンガ家デビュー。99年実弟・久住卓也とのユニットQ.B.B.作の『中学生日記』で第45回文藝春秋漫画賞を受賞。谷口ジローとの共著『孤独のグルメ』はフランス、イタリア等10ヶ国で翻訳出版され、2012年テレビドラマ化。11年水沢悦子との共著『花のズボラ飯』は「このマンガがすごい!2012」オンナ編1位となる。19年『大根はエライ』で第24回日本絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nemuro

45
巻末に「本書は2016年1月、朝日新聞出版より刊行。初出『一冊の本』2013年4月号~2015年3月号」。「三多摩とは、東京都の23区と島嶼部を除く市町村部分、かつての北多摩郡、西多摩郡、南多摩郡のこと(地名として今残っているのは西多摩郡のみ)。実は明治26(1893)年まで、三多摩は神奈川県だった」とのこと。「人気漫画原作者が綴る、町歩き&自伝的エッセイ」。1958年東京都三鷹市生まれの著者が、月刊誌の連載(全24話)企画とは言え、実によく歩く。「『孤独のグルメ』の原点がここに⁉」も頷ける。味わい深い。2025/03/01

緋莢

12
<三多摩とは、東京都の、二十三区と島嶼部を除いた市町村部分のことだ。かつての北多摩群、西多摩郡、南多摩郡だ。 北多摩群と南多摩郡はすでに消滅し、地名として残っているのは、西多摩郡のみ>(本文より)。自分も〝三多摩原人”なのですが、著者の生まれた三鷹辺りは、自分の感覚では二十三区にかなり近いイメージです。実家の側を流れていた〝ドブ川”こと仙川を歩いたり、美術学校時代の先生・赤瀬川源平の暮らしていた小平を歩いたりと、その時の様子と共に、様々な思い出を 書いています(続く2025/06/09

オールド・ボリシェビク

6
著者は「孤独のグルメ」の原作者。三鷹市出身の著者が東京都の23区と島嶼部を除く市町村部「三多摩」を歩き回るエッセイ。三多摩は明治のある時期まで、神奈川県だった。さらに言えば今の杉並区、中野区あたりは「東多摩」だった。23区部分とはその出自を全く異にしているわけだ。ゆえに、江戸っ子ぶっていないし、どこか田舎臭さもあるし、後づけ的には思うね。歩いているうちに、幼少期のさまざまな記憶がよみがえってくるのが素晴らしい。時には感傷的になりつつ、久住は歩く。私は逆に23区なので、描かれる風景も新鮮でした。2024/11/23

Satochan

4
インパクトあるタイトルに惹かれて手にした本書。三鷹育ちの筆者が三多摩各地(東京都のうち23区・島嶼部以外の地域)で街歩きをする。。というお話。とはいえ「孤独のグルメ」の作者のこと、全編「ふらっと久住」的展開が満載。楽しく飲んだり食べたりしています。でも原人を自称するだけあって、やたらと歩くんですね。羨ましき体力というかバイタリティ。三鷹に2年ほど住んでいた「原人見習い」の私も頑張らなくちゃと思いました。2025/02/07

takataka

3
★★★★★自分は三多摩住人だが残念ながら原人ではない。しかし本書に出ている散歩のコースや著者の子ども時代の話にしっくりするのは、大田区の多摩川の近くで小学校時代を過ごしたからかもしれない。以前、本書で歩いたコースに近い道を歩いたことがあるが、まだまだ三多摩の魅力を充分味わっていないことを教えられた。楽しみが増えた。2025/06/11

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22262928
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品