集英社文庫<br> 銀河ホテルの居候―また虹がかかる日に

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集英社文庫
銀河ホテルの居候―また虹がかかる日に

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087446944
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

銀河ホテルの「手紙室」には、様々な事情を抱えたお客さんが訪れる。己の人生を見つめ直し、言葉を紡ぐ時間──感動のシリーズ第1作!

内容説明

南軽井沢の銀河ホテル。イギリス風の瀟洒な洋館の一角に、「手紙室」がある。室長の苅部文彦は、このホテルに居候する風変わりな男。彼の手紙ワークショップを受けると、なぜか心の奥のほんとうの気持ちが見えてくる。娘家族と最後の思い出作りにやってきた老婦人、秘密を抱えたまま仲良し三人組で卒業旅行にきた女子大生―銀河ホテルを訪れたお客さんが、手紙を書くことで人生と向き合う感動作。

著者等紹介

ほしおさなえ[ホシオサナエ]
1964年東京都生まれ。作家・詩人。95年「影をめくるとき」が第38回群像新人文学賞小説部門優秀作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のぶ

136
ほしおさんの作品の中でもとりわけ気に入った一冊だった。舞台は軽井沢にある銀河ホテル。そこを訪問した三組の人たちの物語。このホテルの雰囲気がまず良かった。そしてそこにある千種類のインク壺がならぶ「手紙室」。室長の苅部文彦は、このホテルに居候する風変わりな男だけれど、彼の手紙ワークショップを受けると、心の奥の本当の気持ちが見えてくる。苅部の接客の態度が心地良い。日頃手紙を書くことなどほとんどなくなったが、ここでは未来の自分に宛ててもいい。こんなホテルなら自分も行ってみたい。次作にも期待したい。2024/10/10

おしゃべりメガネ

123
ほっこり&ほんわか作風のスペシャリスト、ほしおさんが綴る新シリーズ。南軽井沢『銀河ホテル』の一角にある手紙室にて展開されるステキなドラマが幕をあけます。このホテルに居候しながらも手紙のワークショップを行い、宿泊客の悩めるココロをほぐしていきます。都会での仕事に体調を崩し、リターンしてきた若者、娘家族と一緒に思い出作りに訪れた老婦人、それぞれにちょっとワケありな秘密を抱えている仲良し三人組の卒業旅行など、それぞれの話にしっかりと涙腺が緩みます。個人的にはやっぱり老婦人の話が一番胸にグッときてよかったです。2025/02/08

シナモン

120
とても良かったです。落ち着いたテイストの文章とクラシカルなホテル、インクの香りと彩り。手紙を書くことで人生と向き合う人たちの心情も丁寧に描かれていてじーんと。ほしおさなえさんの新たなシリーズ。追いかけます♥次巻も楽しみ✨2024/10/17

KAZOO

109
ほしおさんのシリーズ物は結構読んできましたが、川越の家や活版印刷、あるいは紙に関する話が終わってしまいましたので次を期待していましたが、軽井沢のホテルの物語が始まりました。ホテルの経営者の一族の一人が東京のブラック企業での勤めで疲れてしまったのと企業の倒産により戻ってきます。そこでの始まりからそのホテルにいる人物やホテルの特徴(手紙室がありインクが100以上もあります)が話とともに語られます。今後も楽しみです。2024/10/06

愛玉子

95
軽井沢にある英国風の瀟洒なホテルというだけで十分に魅力的なのですが、そこの手紙室では千色のインクから好きな色を自由に選んで手紙を書ける、という実に素敵なワークショップが開催されていて、ああ、行きたい!泊まりたいよ!手紙の相手は家族や友人知人でも、未来の自分でも、亡くなった人でもいい。私なら誰に書くだろう。メッセージを送るだけならスマホで一瞬で済む世の中だけれど、手で書くことで考えがまとまったり、進む方向がはっきりしてくることもきっとある。迷いの中から小さな一歩を踏み出す、その背中を押してくれるような一冊。2025/01/05

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