集英社文庫<br> あなたの隣にある沖縄

個数:
電子版価格
¥715
  • 電子版あり

集英社文庫
あなたの隣にある沖縄

  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年07月04日 23時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087446876
  • NDC分類 219.9
  • Cコード C0195

出版社内容情報

印象的な曲や近所に咲く花など、沖縄との意外なリンクを見出し、外から沖縄をより深く理解し、好きになれるノンフィクション。

内容説明

沖縄は好きですか?年に何回くらい行きますか?現地に行かずとも沖縄を感じられるものがあるといいですよね。身近な草花や歌謡曲、TVのヒーローものや美術作品など、あなたが触れる身近なものに、実は沖縄とのリンクが存在します。それらを頼りに、沖縄の歴史や現在抱えている問題を見つめ直すノンフィクション。丹念な取材で、曖昧な知識を確かな認識へと昇華させた、著者の真骨頂といえる本。

目次

プロローグ―ブーゲンビリアと「星の砂」
第1章 戦争の爪痕
第2章 沖縄が潜在的に抱えた苦悩
第3章 ヤマトで起こった沖縄への排除
第4章 米軍基地の島で生きる
第5章 平和を希求する沖縄の文化―交流の歴史
エピローグ―あなたの隣にある沖縄を見てみよう

著者等紹介

澤宮優[サワミヤユウ]
1964年熊本県生まれ。ノンフィクションライター。青山学院大学文学部卒業後、早稲田大学第二文学部卒業。2003年に刊行された『巨人軍最強の捕手』で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とくけんちょ

38
戦後、長く占領されたまま、ある意味人身御供として切り捨てられていた沖縄。そこは忘れてはいけないし、目を背けてはいけない。その代わりにと、とってつけた優遇措置。この国にあるお決まりのパターン。じゃあ、これからが問われるよな。東シナを巡っての緊張関係。まさに今、琉球諸島をどう位置付けるか。ヤマトンチュがどうするか、ウチナンチュは見ている。この国の未来はどうか。2024/10/14

みさと

5
著者の故郷、熊本県八代市には沖縄で見られるブーゲンビリアがたくさん咲く。なぜ?という疑問を持ったところから次々と沖縄との関わりが見えてきた。八代は戦時中に沖縄から最も多く学童集団疎開があった場所だった。憑かれるように沖縄通いが始まった。対馬丸記念館、佐喜眞美術館、ハンセン病療養所、本土と沖縄の関係の矛盾、本土の沖縄に対する視線の差別性が次々と現れてくる。人類館事件、集団就職で本土に渡った人たちが直面した現実、基地問題に現れる本土の人々の無関心さ、祖国復帰にかけた願いが幻だった悲しみ。私のすぐ隣にある沖縄。2024/12/18

かみーゆ

3
プロローグから第1章の「戦争の爪痕」が本当素晴らしい。対馬丸の生存者の方にもしっかり話聞いてるとか丁寧に取材してるのがわかるし著者の真摯な姿勢が読んでいて心地よい。佐喜眞美術館、仲村清司さんとかの「オトナの社会科見学」でも紹介されてて、いつかはと思ってたけど行かないといけないですね。辺戸岬にあるという祖国復帰闘争碑もいつか見に行けたらなと思います。2024/09/08

アイリス

2
沖縄出身であるのに知らない事ばかりで、この本を読んで恥ずかしく、そして丁寧に詳しく取材して書かれた本にとても感銘を受けた。戦争について口を閉ざしていた祖父母にもっとちゃんと聞けば良かったと後悔した。今度、佐喜眞美術館や対馬丸記念館を是非訪れたいと思う。2024/12/05

taq

1
筆者の故郷八代に多く咲くブーゲンビリアと沖縄がつながり、そこからつぎつぎと沖縄が経験してきた、そして一般にはあまり知られていない戦争の傷跡や出稼ぎ労働者の苦難、ウルトラマンとのつながりに沖縄を語る上で避けることのできない米軍基地の問題が描き出される。沖縄は観光地として認知されているが、それだけではなく知っておくべきことが山ほどあって、筆者の丹念な取材から書かれた本書を読むことで非常に勉強になった。内地に住んでいる我々の隣にも必ず沖縄はある、ということも。2024/11/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22087393
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品