集英社文庫<br> サマーゴースト

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集英社文庫
サマーゴースト

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  • サイズ 文庫判/ページ数 160p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087446715
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

“サマーゴースト”という幽霊が現れるという。
夏、使われなくなった飛行場、花火をすると、彼女は姿を現すらしい。自殺した女性の幽霊なのではないかという噂だ。
ネットを通じて知り合った高校生、友也・あおい・涼。3人は“サマーゴースト”を探すために集まった。
3人は幽霊に聞いてみたかった。“死ぬって、どんな気持ちですか?”それを聞くべき理由が、3人にはあったのだ――。

10代からイラストレーターとして活動し、近年はアニメ、作詞、小説、漫画、と多彩なクリエイティビティを展開する俊英・loundraw。
その初監督の劇場アニメーションを、乙一が小説化!
『花火と幽霊』をモチーフにした姉妹作のオリジナル小説『一ノ瀬ユウナが浮いている』も好評発売中。

内容説明

夏の間、郊外の飛行場跡地で線香花火を灯すと、自殺した女の幽霊“サマーゴースト”が現れるという。そんな都市伝説を聞いた高校3年の友也は、自殺系サイトで知り合った高校生の涼とあおいとともに、その幽霊に会いに行く。自殺者の先輩としてアドバイスを受けるためだ。しかし、彼女からは衝撃の事実を聞かされ…。人気クリエイターのタッグが贈る、儚い、淡い、少し不思議な夏の青春長編。

著者等紹介

乙一[オツイチ]
1978年、福岡県生まれ。96年『夏と花火と私の死体』で第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞し、デビュー。2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。複数の別名義で小説を執筆、安達寛高名義では映像作品の脚本、監督作品を発表している

loundraw[ラウンドロー]
イラストレーターとして10代でデビュー。イラスト以外にも、アニメ、小説、漫画、作詞など活動は多岐にわたる。2019年、アニメーションスタジオ“FLAT STUDIO”を設立。21年、劇場アニメ「サマーゴースト」を監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星野流人

44
自殺サイトで知り合った高校生たちが、本物の死者である幽霊と出会う物語。物語の筋としては比較的おとなしめでしたが、細部の表現がうまくて読ませます。ゴーストになって夜の街を徘徊するシーンは、死者であることを忘れるくらいに楽しげで良かったです。【サマーゴースト】である絢音との交流を経て、彼らの「生きる」ということへの意識の切り替わる展開の描き方が、ものすごくうまかったです。絵を描くのが好きな友也が、勉強を強いてくる母親から絵を破くように言われるシーンが、特に強烈でした。好きなものへの心の折り方がうますぎる。2024/07/20

よっち

32
ネットを通じて知り合った高校生の友也、あおい、涼。「サマーゴースト」の噂を聞いて探すために集まった3人が、ひとりの女性の霊と出会う青春小説。自身が望む人生へなかなか踏み出せない友也、居場所を見つけられないあおい、余命宣告された涼。それぞれの事情から死に魅せられていた3人が、「サマーゴースト」に出会ったことで徐々に変わってゆく心境。物語の構図としてはわりとシンプルでしたけど、彼女のために奔走する3人の協力があって、それぞれの思いを胸に自分の思うように生きることを選択する彼らの姿がなかなか印象的な物語でした。2024/07/19

しーふぉ

27
どれだけ歳を重ねても、本を読むと高校生に戻れるのも読書の良さですね。乙一らしい死と生が隣り合わせなのに爽やかさもありとても良かった。2024/11/08

ネムコ

18
乙一さんの本+サマーゴーストという題に惹かれて購入。こんなさわやかな幽霊譚も良いですね。2024/10/13

なみ

17
自殺系サイトで知り合った3人の少年少女が、都市伝説となっていた幽霊の佐藤絢音と出会い、彼女の死体を探す話。 もっと生きたかった佐藤絢音と出会ったことにより、死にたいと考えていた友也たちにも変化が訪れ、切なくも爽やかなラストへと繋がっていきます。 死にたいというひとつの言葉にも、色々な種類があって。 それぞれが違う理由を抱えている3人ですが、お互いに尊重し合っている雰囲気がとても良かったです。2024/08/09

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