出版社内容情報
“サマーゴースト”という幽霊が現れるという。
夏、使われなくなった飛行場、花火をすると、彼女は姿を現すらしい。自殺した女性の幽霊なのではないかという噂だ。
ネットを通じて知り合った高校生、友也・あおい・涼。3人は“サマーゴースト”を探すために集まった。
3人は幽霊に聞いてみたかった。“死ぬって、どんな気持ちですか?”それを聞くべき理由が、3人にはあったのだ――。
10代からイラストレーターとして活動し、近年はアニメ、作詞、小説、漫画、と多彩なクリエイティビティを展開する俊英・loundraw。
その初監督の劇場アニメーションを、乙一が小説化!
『花火と幽霊』をモチーフにした姉妹作のオリジナル小説『一ノ瀬ユウナが浮いている』も好評発売中。
内容説明
夏の間、郊外の飛行場跡地で線香花火を灯すと、自殺した女の幽霊“サマーゴースト”が現れるという。そんな都市伝説を聞いた高校3年の友也は、自殺系サイトで知り合った高校生の涼とあおいとともに、その幽霊に会いに行く。自殺者の先輩としてアドバイスを受けるためだ。しかし、彼女からは衝撃の事実を聞かされ…。人気クリエイターのタッグが贈る、儚い、淡い、少し不思議な夏の青春長編。
著者等紹介
乙一[オツイチ]
1978年、福岡県生まれ。96年『夏と花火と私の死体』で第6回集英社ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞し、デビュー。2003年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞受賞。複数の別名義で小説を執筆、安達寛高名義では映像作品の脚本、監督作品を発表している
loundraw[ラウンドロー]
イラストレーターとして10代でデビュー。イラスト以外にも、アニメ、小説、漫画、作詞など活動は多岐にわたる。2019年、アニメーションスタジオ“FLAT STUDIO”を設立。21年、劇場アニメ「サマーゴースト」を監督(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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星野流人
よっち
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