集英社文庫<br> N

個数:
電子版価格
¥990
  • 電子版あり

集英社文庫

  • ウェブストアに55冊在庫がございます。(2025年06月07日 04時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087446586
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

読む順番で、世界が変わる。
全6章、あなた自身がつくる720通りの物語。

「本書は6つの章で構成されていますが、読む順番は自由です。はじめに、それぞれの章の冒頭部分だけが書かれています。読みたいと思った章を選び、そのページに移動してください。物語のかたちは、6×5×4×3×2×1=720通り。読者の皆様に、自分だけの物語を体験していただければ幸いです。/著者より」未知の読書体験を約束する、前代未聞の一冊! この物語をつくるのは、あなたです。

すべての始まりは何だったのか。
結末はいったいどこにあるのか。

「魔法の鼻を持つ犬」とともに教え子の秘密を探る理科教師。
「死んでくれない?」鳥がしゃべった言葉の謎を解く高校生。
定年を迎えた英語教師だけが知る、少女を殺害した真犯人。
殺した恋人の遺体を消し去ってくれた、正体不明の侵入者。
ターミナルケアを通じて、生まれて初めて奇跡を見た看護師。
殺人事件の真実を掴むべく、ペット探偵を尾行する女性刑事。

道尾秀介が「一冊の本」の概念を変える。


【著者プロフィール】
道尾秀介(みちお・しゅうすけ)
1975年東京都出身。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞を、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞を、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞を、同年『光媒の花』で山本周五郎賞を、11年『月と蟹』で直木賞を受賞。その他の著書に『向日葵の咲かない夏』『鏡の花』『フォトミステリー』『きこえる』「いけない」シリーズなど多数。

内容説明

「本書は6つの章で構成されていますが、読む順番は自由です。はじめに、それぞれの章の冒頭部分だけが書かれています。読みたいと思った章を選び、そのページに移動してください。物語のかたちは、6×5×4×3×2×1=720通り。読者の皆様に、自分だけの物語を体験していただければ幸いです。/著者より」未知の読書体験を約束する、前代未聞の一冊!この物語をつくるのは、あなたです。

著者等紹介

道尾秀介[ミチオシュウスケ]
1975年東京都出身。2004年『背の眼』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。07年『シャドウ』で本格ミステリ大賞、09年『カラスの親指』で日本推理作家協会賞、10年『龍神の雨』で大藪春彦賞、『光媒の花』で山本周五郎賞、11月『月と蟹』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

287
6!。知らない前には戻れないのよ。道尾さんに依る、実験的な6つの短篇。全ての話を、別の話も知らないまま先ずは読めたら良いのにね。そしてその後、それぞれの短篇を読み返す事が出来たらな〜。登場人物、エピソードが別話に潜り込んでいる事は想像に難く無い。前半は謎のエピソードを残すままですが、読み進めるうちに「あの人か」とか「ここに繋がるのか」とかが見えてくるのね。ただ毒が薬になったり、またはその逆等、ストーリーが反転する迄は無い様に思ったけど、印象変わるのでしょうか。あと719回読むし。【犬→花→死→星→嘘→鳥】2024/06/28

ピース

138
6章からなる物語だが順番はどこから始めてもいいというこれまで聞いたことのないアイデアだった。とりあえず最初から順番に読んだけど確かに順番が違えば印象は変わった。それでも内容が分からなくなるということがないというのは驚いた。アイルランドの話が印象に残った。2024/08/08

竹ピコ

130
ちょっと凝った趣向の連作短編集。最初から順番通りに読んでみました。それぞれ時代も違う物語だけど、微妙に登場人物に重なりがあって、他の物語で見えなかったものが見えてくる感じ。何か切なく重い話も多いけど、一方で安堵する部分もあったり不思議な物語。光、花、蝶、何か以前読んだ道雄作品を思い浮かべていたが、解説を見て納得。面白かったです。これから読む方には、是非登場人物を書き出して読んだほうがより分かりやすいように思えた。2024/06/30

鍵ちゃん

79
「本書は6つの章で構成されていますが、読む順番は自由です。始めに、それぞれの章の冒頭部分だけが書かれています。読みたいと思った章を選び、そのページに移動してください。物語の形は720通り。自分だけの物語を体験してください亅。一つ一つがかなり引き込まれる話だが、その話が少し繋がっている。最初は読み方に戸惑いを感じるが、それが面白く、より分かりやすく構成されている。表紙と中身の構成が同じに作り上げられているという、本を超えている作りが凄い。「笑わない少女の死亅が良かった。2025/03/16

セシルの夕陽

75
やっぱり天才⭐️ 素晴らしい⭐️ 6話どの章から読み始めるか、読者が決める。読む順番で見える景色と味わいや謎が変わるという本書。あまのじゃく気味の私はもちろん最初からは読まなかった。全て共通ポイントは、①『つ』の字に似た湾の港町・②雲の隙間から海に射す『天使のはしご』が5つ光の花を作る・③9月のシルバーウィーク。喪失感と、美しい文章と、読者なりの結末。再読は時系列順で読んでみようかと。【花シリーズ3】2024/07/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21990395
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品