出版社内容情報
一難去ってまた一難。今度はハイジャック事件が勃発! アルは暁を守れるのか? それぞれの想いがすれ違う、シリーズ第4弾。
内容説明
帰国前にLAへ行き、友人に会うという暁。アルも蝙蝠姿で一緒に飛行機に乗るが、ハイジャック事件が発生!犯人のカルト集団は、逮捕された教祖の釈放と亡命を要求する。運悪く暁が人質に選ばれた上、人間の姿に戻ったアルの存在が犯人にばれてしまい、ふたりは危機に陥る。はたしてアルは暁を守れるのか。そして暁がLAに向かった本当の理由は…。それぞれの想いがすれ違う、シリーズ第4弾。
著者等紹介
木原音瀬[コノハラナリセ]
高知県生まれ。1995年「眠る兎」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
那義乱丸
13
ノベルズ版既読&昨年夏に再読済。中途半端な吸血鬼ゆえのアルの不安や寂しさはわかるけど依存はなんの成長も生まない。正論であるキエフの主張や暁の考え抜いた末の無言の想いが胸に刺さる。暁のキエフへの依頼にじんわりした。深く温かな愛情だと。書き下ろしはリチャードのボディガード・ヘンリー視点。脇キャラから見える物語は新鮮味物語って面白い。スタンリーを警戒してるのもさすが!2024/02/01
葵上
8
5巻出るまで待てなかった……ハッピーでない終わり方をしているらしいと聞いていたが、あまりにも悲しい。体を守るように心も守ってあげてほしい。別れが待っているからといって、出合ったことまで否定しないでほしい。物語のなかなのに、アルのそばにいって抱き締めてあげたくなった。2024/07/07
万論
4
派手だね。巻き込まれ系ですか。そして、別離。いやぁ、どっちもどっちかとツンデレかと思っていた。この先は?2024/02/10
羽田
3
吸血鬼ものでわりと正面きって書かれることが少ない「吸血鬼の生きにくさ」が全面に出てきた感じ。しかもアルは半分なわけで、いいとこどりっていうより不便なとこどりの印象。ゴールデンカムイばりの全裸バトル不可避だし…不器用な暁の優しさがそっち方面で発揮されると思ってなかったので、展開にちょっとびっくり。次の巻が気になりすぎる2024/04/27
ひろまつ
2
単細胞なので、愛してるなら側に置いてよ!!と思ってしまう。2025/03/18