集英社文庫<br> 救命センター カンファレンス・ノート

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集英社文庫
救命センター カンファレンス・ノート

  • 浜辺 祐一【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087445923
  • NDC分類 916
  • Cコード C0195

出版社内容情報

・救命センター カンファレンス・ノート 浜辺祐一
現役医師が描く、生命と向き合う救命救急医療のリアル!

母親の目の前でマンションの12階から飛び降り、心肺停止状態で搬送されてきた26歳の女性。
足の踏み場もないようなゴミ屋敷から瀕死の状態で運び出された50代の男性。
仏壇のロウソクの火が服に燃え移り、重症のやけどを負った82歳の女性……。
急増する収容要請と高齢化する患者たちに、どこまで医療介入すべきか頭を悩ませる救命救急センター。
災害派遣医療チーム(DMAT)の出場要請、緊迫する新型コロナ対応など、多様化する救命救急の最前線を現役医師が描く。
累計120万部突破の人気シリーズ最新刊!

【著者プロフィール】
浜辺祐一(はまべ・ゆういち)
1957年兵庫県生まれ。東京大学医学部卒業。東大病院救急部を経て国立水戸病院外科に勤務。85年救命救急センター開設と同時に都立墨東病院へ。現在、救命救急センター部長。99年『救命センターからの手紙』で第47回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。著書に『こちら救命センター』『救命センター当直日誌』『救命センター部長ファイル』『救命センター「カルテの真実」』など。

内容説明

東京下町の救命センター。重症重篤な救急患者を24時間態勢で収容する医療機関だ。今は、患者の高齢化と救急要請の増加が問題となっている。飛び降り自殺の女性、災害派遣医療チームが収容した工事作業員、コロナ感染していた脳梗塞男性…。個々の病状や事情を踏まえて、どこまで医療介入すべきか、最善を尽くすため悩み続ける医師たち。生命と向き合う緊迫の医療を現役医師が綴った本音ノート。

目次

第1話 それは死体!?
第2話 それは病死!?
第3話 それは自殺!?
第4話 それは運命!?
第5話 それは善行!?
第6話 それは寿命!?
第7話 それは差別!?
第8話 それは災害!?
第9話 それは急患!?
第10話 それは無駄!?

著者等紹介

浜辺祐一[ハマベユウイチ]
1957年兵庫県生まれ。81年東京大学医学部卒業。東大病院救急部を経て国立水戸病院外科に勤務。85年救命救急センター開設と同時に、都立墨東病院へ。部長職を経て、2022年3月定年退職。現在、特別養護老人ホーム常勤医。99年、『救命センターからの手紙』で第47回日本エッセイスト・クラブ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

タルシル📖ヨムノスキー

24
医療小説かと思って読み始めたら医療エッセイで驚きました。東京都内にある棒病院の救命センターの部長さんが、朝の申し送りでの報告を聴きながら、若手の医師たちと生と死、命の重さや価値について語っていきます。そこにはドラマのような劇的な場面はないけれど、救命センター特有の緊張感が、どちらかというと控えめな文章の端々から感じられます。途中に挟まれる人体の構造や病気、医学用語の説明がとてもわかりやすいという親切設計も嬉しい。ナツイチにラインナップされてなかったら、多分手に取ることはなかったこの本との出会いに感謝です。2024/07/06

taku

11
救急医療の現場を知ると、死を意識しないわけにはいかず、それが普段ぼんやりさせてしまっている生をくっきりさせる。救急救命センターの部長を務めた人が綴る、ドキュメンタリー調小説かな。少しドラマ仕立なのは、本音を伝えたかったからだと思う。気になった救急隊への高姿勢も、そのためか。救命センターと救急隊、それぞれの役割と立場はわかる。そうせざるを得ない葛藤を抱えながら、精一杯やっている。命に直接関わる仕事の人達は、これが常態。搬送される患者たちの事情から、社会の一断面が見える。色々と考えてしまうな。2025/01/09

papipapipapeace

11
救命センターに興味のある人は、是非!とても読みやすいです! かなり詳しく書いているので、医療従事者以外に読んで欲しい感じ2024/12/09

マダムぷるる

8
救急救命センターで勤務されているドクターの日常がつぶさに記録されているようで、ドキュメンタリーを見ている気分だった。毎日毎日違う状況の様々な病人や怪我人、そしてその家族や付添の人と向き合って治療をしているドクターを始め救急隊、病院関係者に感謝です。台風のために、ぽっかりできた時間。嵐が過ぎるのをひたすら待っているこの時間に、嵐のような初療室で対応している先生方を思いながら読んだ。2024/09/02

ist

8
東京都下の救命救急センターの当直医の朝の申し送りから始まる。 それぞれの短編は短いが、症例やその状況における各々の考えていることや判断に対する部長の解説がたいへんわかりやすく、臨場感に溢れている。 エッセイ・ノンフィクションなど医療モノは好みなので、他のシリーズも読んでみたい。2024/08/06

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