集英社文庫<br> 素晴らしき世界―もう一度旅へ

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集英社文庫
素晴らしき世界―もう一度旅へ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 168p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087445763
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

新元号、コロナ、新しい生活様式。目まぐるしく変わる世の中で、大切なものが何かを改めて悟る。人気作家創作の源となるエッセイ。

内容説明

お茶会の奥深さを知り、各地のリゾートで五感を刺激され、湖の静かな佇まいに惹かれる。さまざまな事情や制約があろうとも、旅とともにある日々から得た活力が、これまでの創作活動につながってきた。世界は完璧ではない。しかしこの青空の下、世界は素晴らしく、美しい。それを教えてくれる旅こそが人生を豊かにしてくれるのだ―。15年にわたり続いた機内誌エッセイ、ここに堂々完結。

目次

初めてのお茶会
リモートワーク元年
スター誕生
ファインプレーに酔う
世界のスープ
トルコに馴染む
星降るランプの宿・長野
五感を刺激する場所
猫と平和な夏
湖の魅力
人生初のトークショー
三年ぶりの台湾!タワイン!TAIWAN!
三十年ぶりのロサンゼルス
祝・皇居ランデビュー
西の富士、東の筑波
『太陽は動かない』inブルガリア
佐賀のポテンシャルは高い
二〇二〇年、苦難の年。
沸いていたはずのTOKYOの夏
鹿島神宮、光の道
里見〓と鎌倉
自分なりのリラックス
猫の生活、人の生活
熊野三山の祈り
夏の日差し、冬の日差し
素晴らしき世界―もう一度旅へ

著者等紹介

吉田修一[ヨシダシュウイチ]
1968年長崎県生まれ。97年「最後の息子」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2002年『パレード』で山本周五郎賞を、「パーク・ライフ」で芥川賞、07年『悪人』で毎日出版文化賞、大佛次郎賞、10年『横道世之介』で柴田錬三郎賞、19年『国宝』で芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

222
ANA機内誌「翼の王国」の連載エッセイも、ついに終了。オススメのサンフランシスコのクラムチャウダー&ニューヨークのオニオンスープ、五感を刺激する場所としてのパークハイアット東京、映画公開間近かの「湖の女たち」の取材で訪れた琵琶湖など、作者の「好き!」という気持ちが心地よい。そして別れを惜しむよりも、出会えたことに心から感謝したい。それこそが「旅」というものだと清々しく締めくくられる。大好きなエッセイでした。2024/03/08

pohcho

64
15年にわたり連載されたANA機内誌のエッセイ「翼の王国」の完結編。めったに飛行機乗らないけど、もう「翼の王国」が読めないのかと思うととても寂しい。エッセイには人柄が現れるが、吉田さんの素朴さや善良さが伝わってくるような文章だなといつも思っていた。シリアスな小説も書かれるけれど、根はリアル横道世之介なのかなあと。ますますファンになった。年に一度の猫エッセイも楽しみだった。また、どこかでエッセイ書いてほしいな。楽しみに待っている。2024/01/26

konoha

62
吉田さんはエッセイも好き。何事にも興味を持ち、自然体で楽しむ姿が良い。豊富な知識、文章の上手さがよく表れている。次の話が気になってサクサク読んでしまった。国内外の旅、スープ、お茶会、猫とテーマも様々。スーパーにネギを買いに行った際の出来事がエッセイになるなんて作家はさすがだなと思う。初めてのZoom会議の話は声に出して笑った。コロナ禍を乗り越えようと気負うのではなく、できる範囲で明るく楽しくあろうとする姿勢にも好感が持てた。最後はコロナ禍での祈りのようなものを感じた。2024/01/31

piro

46
ANA機内誌『翼の王国』掲載のエッセイを纏めたエッセイ集最終編。 2019〜21年、コロナ禍前から最中の連載終了まで。今回も旅心をくすぐるエッセイが多数。ランプの宿・髙峰温泉、イスタンブールは特に心惹かれました。鹿島神宮は私も行こうと思いつつ行ってない所。『五感を刺激する場所』パークハイアット東京の空気感は確かに特別だなぁと共感。そしてコロナ禍だからこそ「もう一度旅へ」と言う思いが滲む最終回も印象的でした。自由に旅ができる様になった今、また飛行機に乗って遠くへ行きたいです。暫くANAは乗ってないなぁ。2024/03/14

nonpono

38
あのパンデミックの2020年の記述もあり。マスク、マスク、マスク高騰、マスク警察ですね。飛行機の機関誌の「翼の王国」の連載。印象に残るのは、初めての身内の挙式の素晴らしさを語る青年に対して、それはまれなことと、あとでわかるだろうということ。旅する各地のグルメ。吉田さんのスープじゃないが、インドで飲んだ3円のチャイ、甘い紅茶の抜群の美味しさが忘れられない。また旅は失敗の連続、だから旅なんだというスタイルは、ごもっとも。教科書に載るようなご立派な景色よりも、迷子になったあの雑踏が脳裏にわたしは焼き付いてるよ。2024/02/17

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