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  • 堂場 瞬一【著】
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  • サイズ 文庫判/ページ数 448p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087445367
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

五輪野球の米国代表監督になった
元日本人大リーガーが金メダルを目指す! 圧巻のスポーツ小説。

まさに監督1年目に経験した、怖さと感動。
誰もが、居場所を得るために、最も難しい心の戦いに挑む。
これだ!涙がひたすら溢れる!!
――栗山英樹氏(2023WBC日本代表監督)

20年前、大リーグのニューヨーク・フリーバーズでプレーをしていた藤原雄大。52歳となった今は、マイナーリーグの巡回コーチをしている。ある日藤原は、現役時代のライバルで、大リーグ機構上級副社長であるヘルナンデスの訪問を受けた。東京オリンピックのアメリカ代表監督が亡くなったため、代わりに監督をやってくれないかと打診されたのだ。悩んだ末にその依頼を引き受けた藤原は、戦力補強のため、アメリカと日本の二重国籍を持つ大学生天才スラッガー、芦田をスカウトする。しかし、そこには二つの故郷の狭間で苦しむ若者の姿があった――。



【著者略歴】
堂場瞬一(どうば・しゅんいち)
1963年生まれ。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年、野球を題材とした「8年」で第13回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。スポーツ小説のほか、警察小説を多く手がける。「ラストライン」シリーズ、「警視庁犯罪被害者支援課」シリーズ、「警視庁追跡捜査係」シリーズなど、次々と人気シリーズを送り出している。ほかにメディア三部作『警察(ルビ:サツ)回りの夏』『蛮政の秋』『社長室の冬』、『宴の前』『Killers(上・下)』『ザ・ウォール』『帰還』『凍結捜査』『ボーダーズ』など著書多数。

内容説明

大リーグのピッチャーだった藤原雄大は、引退後フリーバーズで投手コーチを務めている。東京オリンピック直前、野球アメリカ代表監督が死去し、藤原が監督に就任。全く経験はないが、勝利のための人選を始める。目をつけた選手は日米二重国籍の天才バッターで…。人種や国籍の問題、ポジション争いなど数多の苦難を乗り越え米代表として金メダルを目指す!挑戦し続ける男を描く熱きスポーツ小説。

著者等紹介

堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年茨城県生まれ。青山学院大学卒業。会社勤務のかたわら執筆した「8年」で2000年に第13回小説すばる新人賞受賞。スポーツ青春小説、警察小説の分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゴンゾウ@新潮部

94
日本人の元メジャーリーガーが東京五輪の米国代表チームの監督に抜擢された。物足りない打撃陣の補強に日米二重国籍のアマチュア天才打者を緊急招集。常識的にあり得ない設定だが読み応えあります。堂場さんの野球に対する専門的な知識に裏付けられた展開で引き込まれました。この作品の原点となった「8年」を読みたいと思います。そして天才打者のその後も期待します。2024/01/30

ぶち

94
堂場瞬一さんの警察小説も好きですが、スポーツ小説もいいです。『ホーム』は堂場さんのデビュー作『8年』の続編。なんと19年超しです。『8年』の日本人主人公は単身米国に渡って大リーガーの投手になったのですが、東京オリンピックの米国代表監督としてカムバックしてきたのです。ラグビー、サッカー、テニスなど他のスポーツでは、外国人が監督を務めたり、ハーフの選手や帰化した選手が当たり前になっています。しかし、この本で描かれているように、そこには祖国や国籍というアイデンティの問題があります。題名のホームは意味深です。2023/07/26

ぼっちゃん

59
東京オリンピックの野球代表監督になった日本人と、勝利のために人選された日本とアメリカの二重国籍をもつ大学生の物語。WBC出場のヌートバー選手は日本メンバーから小説のように無視されることはなくたっちゃんと親しまれたが、アメリカからは裏切り者などと思われていないかなど色々葛藤があったのかなと思いながら読んだ。ホームはホームベース、故郷、居場所のホームが掛かっているのかな。2023/07/27

sekkey

12
作者のデビュー作「8年」の続編ということで手に取る。元メジャーリーガー藤原が監督として帰ってきた。アメリカ代表チームのボスとして。国籍もテーマのひとつながら、オリンピックを題材にした場合によくある過剰なナショナリズムもなく、むしろMLB昇格を見据えたアメリカチーム内のドラマを軸にストーリーが展開。それが自分には心地良かった。国籍がどこであれ、ホーム=「居場所」を見つけることができるかが生きる目的なのかも、なんてことを少し考えた。2024/04/30

たぬき君

11
オリンピックの米国代表監督になった元日本人大リーガー・藤原と日米二重国籍の天才バッター・芦田、この二人軸に人種や国籍の問題など自分の居場所を求めて葛藤する姿を描きつつ試合を描写し米国代表として金メダル目指して挑戦する男を描くスポーツ小説。バラバラだったチームが次第にまとまって行く様子読み応えがあって良かった。2023/08/29

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