出版社内容情報
信吾と波乃の相談屋の伝言箱の下に捨て子が。若き夫婦はひと足早く子育てを経験することに。大きな転機を迎えるシリーズ第10作。
内容説明
ある朝、相談屋の伝言箱の下に、籠に入った赤子が置き去りにされていた。信吾と波乃にあてた置き手紙が添えられており、放っておくわけにもいかない。若き夫婦はひと足早く子育てを経験することに。その上いつにも増して難儀な相談事が舞い込み、さすがの信吾もてんやわんや。夫婦は困難を乗り越えられるのか?大人気の痛快、軽快、爽快な青春時代小説シリーズ、いったん区切りを迎える節目の巻。
著者等紹介
野口卓[ノグチタク]
1944年徳島県生まれ。立命館大学文学部中退。93年、一人芝居「風の民」で第三回菊池寛ドラマ賞を受賞。2011年、『軍鶏侍』で時代小説デビュー。同作で歴史時代作家クラブ新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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