集英社文庫<br> 隣はシリアルキラー

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集英社文庫
隣はシリアルキラー

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  • サイズ 文庫判/ページ数 344p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087445145
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。ざああああっ――。
深夜2:20、神足友哉は、今日もアパートの隣室から聞こえてくる不気味な物音で起こされた。
ふと、隣人の徐浩然(スーハオラン)が死体を解体する姿を妄想する彼だったが、近所で遺体の一部が発見されたことで現実味を帯びる。
気になった彼は、真夜中に部屋から出た徐を尾行すると、想像を絶する恐ろしい展開に。
五感から震え上がるような体験を提供するホラーミステリー。

【著者略歴】
中山七里(なかやま・しちり)
1961 年、岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』にて宝島社『このミステリーがすごい!』
大賞を受賞し 2010 年に同作で作家デビュー。音楽を題材にした岬洋介シリーズのほか、時
事問題をテーマとした社会派小説まで幅広くてがける。『連続殺人鬼カエル男』『アポロンの
嘲笑』『TAS 特別師弟捜査員』『護られなかった者たちへ』『カインの傲慢』『ヒポクラテ
スの試練』『毒島刑事最後の事件』『テロリストの家』など著書多数。

内容説明

ぎりっ、ぎりっ。ぐし、ぐし。ざああああっ―。深夜2:20、神足友哉は、今日もアパートの隣室から聞こえてくる不気味な物音で起こされた。ふと、隣人の徐浩然が死体を解体する姿を妄想するが、近所で遺体の一部が発見されたことで現実味を帯びる。気になった彼は、真夜中に部屋から出た徐を尾行すると、想像を絶する恐ろしい展開に。五感から震え上がるような体験を提供するホラーミステリー。

著者等紹介

中山七里[ナカヤマシチリ]
1961年、岐阜県生まれ。2009年、『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、小説家デビュー。音楽を題材にした「岬洋介」シリーズのほか、時事問題をテーマとした社会派小説まで幅広くてがける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イアン

181
★★★★★★★☆☆☆タイトルどおりの戦慄が走る中山七里の長編サスペンス。メッキ工場に勤務する神足は、深夜に隣室から響く〝何かを捌く音〟により不眠に陥る。一方都内では、相次いで切断された遺体が発見され…。隣人は連続殺人鬼なのか。自身が抱える秘密故に警察を頼れない神足の運命とは。中山七里にしては技能実習生や黒孩子(ヘイハイツ)といった社会問題への掘り下げが浅いと感じたが、ラストはやはり中山七里だった。文庫化の際に表紙が変更となったのは、単行本の表紙があまりに生々し過ぎたせいだと思われる(平積みできないレベル)2023/12/24

148
社員寮の隣の部屋の技能実習生の徐の部屋から死体を切り刻む音がする。連続殺人事件が起きる。徐に疑惑が湧くが…。徐が終始不気味だった。主人公他登場人物に何かしらの消したい過去があって、どう殺人までに転ぶかなんてきっかけは誰でも持ち得るのかなと思った。同僚の矢口はまともで良い人だった。2024/12/08

のり

117
社宅の隣室から夜中に聞こえてくるおぞましい音。隣人の外国人技能実習生はいったい何をしているのか?死体を解体している妄想を膨らませる「神足」は心身共に疲弊する。その音を聞くようになった頃から、連続バラバラ事件が起きていた。これはもう妄想ではなく現実だ。神足にも通報出来ない事情がある。とことん追い詰められた先にも非情な結末が待っていた。立ち直る気力が神足に残っているのか…2023/07/05

ぶち

106
独身寮の深夜2時。安普請の薄い壁越しに聞こえてきたシャワーの音で起こされる。眠りを邪魔されて悶々としているところに、聞こえてきた"ぐし、ぐし、どん、ぎりっ、ぎりっ"という音。死体を解体してるのかと、妄想が膨らみます。キタァー、久ぶりのグロテスク系ホラー! と思いきや、ホラー描写は出だしの数十ページで終っちゃた。残念。大部分は犯人を特定していく警察ミステリー。事件自体は女性のバラバラ殺人という惨いものですが、葛城刑事の刑事らしからぬ雰囲気が事件の惨さを中和してくれていて、この雰囲気に惹かれました。2023/07/30

HANA

87
夜な夜な隣の部屋から聞こえるシャワーの音と何かを切り離す音。それが死体を解体する音に聞こえた主人公はそれを調べだすのだが…。著者一流のストーリーテリングは確かで面白くて一気読みさせられる。ただ著者のある手法が有名すぎるため、初めからある人物は犯人から除外して読める。その為容疑者が二人に絞られるのと、主人公自体にあるある理由から警察に告発できない、そういった要素が物語に厭が応にも緊迫感を与えている。ある一文から犯人は推測できたのですが、殺人や解体の理由が最後までわからないので、ラストまで面白く読めました。2023/06/30

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