出版社内容情報
生誕100年を迎える狐狸庵先生こと遠藤周作の代表的エッセイ。自身を見つめ直し前向きに生きる術を優しく説く。交遊録も必読。
内容説明
社会や家庭でいつもマスクをかむっている自分ではなく、奥の奥にいる本当の自分を見てみませんか?まず自身の話から始め、ユーモラスな語り口で、私たちがどう自分と向き合い、可能性を生かすか、さらに他人とどう付き合って、人生を豊かにしていけるかをやさしく説く。佐藤愛子さん、三浦朱門さんら文壇の仲間をはじめとする、幅広い交遊関係が語られる後半も必読。極上な味わいのエッセイ集。
目次
もう一人の私の発見(悪の匂い、幸福の悦び;秘密のなかの自分;心に鳴り響く音 ほか)
もっと豊かに もっと自由に(悪女と思われる方は手紙をください;女は心の世界に生きる;女の不思議 ほか)
つき合い上手 生き上手(ちがいのわからぬ女;男の中の男;私の別荘 ほか)
私の人生膝栗毛(人間の暗間;小さな憂うつ;甘い夢 ほか)
著者等紹介
遠藤周作[エンドウシュウサク]
1923年東京生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。学生時代から「三田文學」にエッセイや評論を発表。55年「白い人」で第33回芥川龍之介賞、58年『海と毒薬』で第5回新潮社文学賞、第12回毎日出版文化賞、66年『沈黙』で第2回谷崎潤一郎賞、79年『キリストの誕生』で第30回読売文学賞の評論・伝記賞、80年『侍』で第33回野間文芸賞、94年『深い河』で第35回毎日芸術賞を受賞。79年には日本芸術院賞を受賞、95年に文化勲章を受章。代表作『死海のほとり』『イエスの生涯』ほか。96年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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