出版社内容情報
初のアフリカ旅行で虜になった獣医師。現地の人々との交流、野生動物撮影秘話など、実態を厳しく温かい目で見つめた写真エッセイ。
内容説明
幼い頃『少年ケニヤ』を読んで、アフリカに憧れた著者。獣医師となって初めてケニアを訪れ、サバンナの匂いを嗅ぎ、桃源郷を知った。それから通い詰めること四十年。野生動物を撮影するサファリ体験、現地の誇り高き部族との交流、影を落とす奴隷売買の過去―。アフリカを知れば知るほど、魅力と謎は深まっていく。愛してやまない逞しく個性的な人々と動物たちへの思いを綴る写真エッセイ集。
目次
『少年ケニヤ』がひとりの獣医師を生んだ
まずナイロビから
マサイマラ・クラブ
一〇〇万羽のフラミンゴの旅
オカピのふる里
カバの国探検記
アフリカに桃源郷があった
アリのいるアフリカ
バオバブの木の下で
J・グドールの気分となって(1)
J・グドールの気分となって(2)
ヌーの旅・私の旅
ゾウたちの証言
主食たちの物語
アフリカで木を植える
ドライバー、ヘンリー氏との旅
ライオンのしごと
雨季を旅する
ザンジバルの休日
まだ見ぬリカオンのこと
著者等紹介
竹田津実[タケタズミノル]
1937年、大分県生まれ。岐阜大学農学部獣医学科卒業。北海道斜里郡小清水町の家畜診療所の獣医師となる。66年、キタキツネの生態調査を開始。78年、映画「キタキツネ物語」の企画・動物監督を務める。91年診療所を退職し、執筆家と写真家として活躍。98年『家族になったスズメのチュン』で産経児童出版文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
piro
くらーく
ラッキー
Kazuo Ebihara
りか