集英社文庫<br> 宿無し弘文―スティーブ・ジョブズの禅僧

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集英社文庫
宿無し弘文―スティーブ・ジョブズの禅僧

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  • サイズ 文庫判/ページ数 408p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784087444377
  • NDC分類 188.82
  • Cコード C0195

出版社内容情報

日本エッセイスト・クラブ賞(第69回)受賞!!

「ハングリーであれ、愚直であれ」(スティーブ・ジョブズ)
──この言葉は禅の教えだった!

スティーブ・ジョブズの「生涯の師」で、iPhoneやiPodなどの革新的製品の設計思想にヒントを与えた日本人僧侶・乙川弘文。
足かけ8年、関係者への徹底的な取材の中で浮かびあがってくる、ジョブズとの魂の交流。
僧侶としての苦悩。

「日本曹洞宗の明日を担う」とまで期待された若き僧侶は、なぜ故郷を捨て、アメリカに渡ったのか?
ある人は「あんなに優れた禅僧はいない」と激賞するが、「女にだらしない、酒浸りの男だった」と批判する人もいる。──彼はいったい何者だったのか?

そして、スイス山奥での突然の死。その真相は?


一橋大学名誉教授・中谷巌氏絶賛!

【乙川弘文・略年譜】
1938年 新潟県加茂市「定光寺」の三男として生まれる。
1951年 得度。
1956年 駒澤大学仏教学部に入学。
1960年 京都大学大学院に。
1965年 永平寺に上山、修行僧となる。
1966年 永平寺の特別僧堂生に抜擢。
1967年 渡米し、カリフォルニア州「タサハラ禅マウンテンセンター」を開創。
1970年 最初の結婚。
1975年 若きスティーブ・ジョブズと出会う。
1979年 同州「マウンテンヴュー観音堂」を開創。
1983年 同州「鳳光寺」「慈光寺」開創。
1984年 離婚成立。
1986年 ジョブズとともに加茂市の実家を訪ねる。
1989年 ジョブズの提案で、彼の「ジャックリング」邸に住む。
1995年 再婚。
2001年 コロラド州ナーローパ大学で教授就任。
2002年 スイスにて、娘、摩耶とともに不慮の死を遂げる。


【著者】
柳田由紀子【やなぎだ・ゆきこ】
1963年、東京生まれ。1985年 早稲田大学第一文学部演劇専攻卒業後、新潮社入社。
月刊「03」「SINRA」「芸術新潮」の編集に携わる。
1998年、スタンフォード大学他でジャーナリズムを学ぶ。
2001年、渡米。現在、アメリカ人の夫とロサンゼルス郊外に暮らす。
著書に『二世兵士 激戦の記録──日系アメリカ人の第二次大戦』(新潮新書)、
翻訳書に、『ゼン・オブ・スティーブ・ジョブズ』(集英社インターナショナル)などがある。
2021年、『宿無し弘文 スティーブ・ジョブズの禅僧』で第69回日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。

内容説明

「スティーブは、十日に一度は真夜中までうちにいたわ」と、乙川弘文の元妻は語った。スティーブ・ジョブズが師と仰ぎ、アップル社の思想に禅境の閃きを与えた僧侶・弘文。だが、彼は“禅道無宿”、自ら願って地獄に堕ちた。高僧か?破戒僧か?そして不可解な死―。欧、米、日、夥しい関係者の証言からその死の謎に迫る渾身のノンフィクション。第六十九回日本エッセイスト・クラブ賞受賞作。

目次

プロローグ
第1章 激賞と酷評と
第2章 生い立ちから渡米まで
第3章 アメリカで、ジョブズと出逢う
第4章 追うジョブズ、追われる弘文
第5章 ジョブズと離れヨーロッパへ
第6章 最後の日々
第7章 乙川弘文の地獄と手放しの禅
エピローグ

著者等紹介

柳田由紀子[ヤナギダユキコ]
1963年東京生まれ。作家。早稲田大学第一文学部卒業後、新潮社入社。「芸術新潮」などの編集に携わる。98年スタンフォード大学他でジャーナリズムを学ぶ。2001年渡米。現在、米国人の夫とロサンゼルス郊外に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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フーミン

12
欧米渡り救いを求める人々に仏教を広め禅境の閃きを与えた乙川弘文僧侶。 あの天才頭脳のスティーブ・ジョブズも心の安らぎを求めて弘文を師と仰いだ。 欧、米、日、妻や元妻、家族など関係者の証言から弘文僧侶の人間味溢れる生き方を取材したこの作品を読んでいると無心の姿に魅了される。 女性にもモテモテで何度かの結婚をしたがアルコール依存で家族を犠牲にしても救いを求める人々や弟子を愛した弘文。 "禅道無宿"の弘文は自ら願って地獄に堕ちた。このノンフィクションは衝撃的です。2022/11/18

Hiroki Nishizumi

3
ちょっと期待外れ。著名人であるジョブズの師という目線が強すぎ。禅僧としての中身に入ってない、と言うか入れない力しかなかったようだ。2023/12/19

Kuliyama

1
ジョブズが禅を勉強していたと知っていましたが、師がこのような方と初めて知りました。2023/03/12

かんちゃん

0
宗教に生きるということは、ここまで生きなければいけないのか。 綺麗事の悟りの世界を、多くの人達に称賛され、優雅に生きるわけにはいかないのか。 人として非難を受けながらも、泥の中の蓮華にならんとするのか。 覚悟やいかに。2023/09/28

hirunest

0
「『私は、木々を跳び回る猿だ。この猿は、木の上から救いを求める人を見つけると、飛び降りて、抱きしめ、放さない』」2023/01/18

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