出版社内容情報
この社会で「女子」たちは「女のくせに」と罵られ、なのに常に女子力を求められる。上から目線で評価され、「女なんだから」と我慢させられる。これはもう、呪われているとしか思えない! この理不尽さと生きづらさを「なんだか変じゃない?」と問いかけ、解決のヒントを探るエッセイ集。日本版#MeToo を応援する1冊。
内容説明
日本はジェンダーギャップ指数120位。この国で「女子」でいることは、しんどい―。男が子育てをすれば「イクメン」と持てはやされるけど、女は家事、育児、介護をしても、だれも褒めてくれない。さらに「女子力」まで求められる私たち。これって変じゃない?15年以上にわたり、貧困問題に取り組んできた著者が、実体験を交えて女性の生きづらさ、理不尽さを初めて綴る。女性応援エッセイ。
目次
すべての生きづらい女子たちへ
1 オッサン社会にもの申す
2 女子たちのリアルな日常
3 「呪い」と闘う女たち
4 「女子」という呪いを解く方法
文庫版オリジナル特別対談 二〇一八年以降のフェミニズム(北原みのり×雨宮処凛)
著者等紹介
雨宮処凛[アマミヤカリン]
1975年、北海道生まれ。作家、活動家。反貧困ネットワーク世話人。バンギャル、フリーターなどを経て、2000年に自伝的エッセイ『生き地獄天国』でデビュー。以来、生きづらさについて著作を発表。06年より貧困問題に取り組み、取材、執筆、運動を続ける。『生きさせろ!難民化する若者たち』でJCJ賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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