出版社内容情報
理想の田舎暮らしで、唯一の不満は猫が飼えないこと。迷い込んだチビ猫をきっかけに生活は変わっていき──。充実の猫エッセイ。
内容説明
自然豊かな南房総、丘の上に建つログハウス。裏の畑で育てた野菜を食べ、味噌を作り、ときに乗馬を楽しむ理想の田舎暮らし。唯一の不満は、「猫が飼えない」ことだった。けれど迷い込んできた一匹のチビ猫をきっかけに、あれよあれよと家族が増え始め―。十七歳まで生きることになる“もみじ”の誕生秘話も詰まった、切なく心あたたまる猫エッセイ。現在の著者からの注釈付きでここに甦る。
目次
『晴れときどき猫背』はじめに
『我が家に“真珠”がやってきた!』の巻
『おばんです、こばんです』の巻
『いいおっぱい 悪いおっぱい』の巻
『幸せって何だっけ』の巻
『愛しいけれど不自由』の巻
『さよなら、こばん』の巻
『はじめてのリボン』の巻
『シェイミー様お出迎え』の巻
『恋の季節』の巻
『四匹のエイリアン』の巻
『四季・子ねこ』の巻
『あたりはずれもウンのうち』の巻
『青い目の子馬』の巻
『五匹が限界です』の巻
『歴史はくり返す』の巻
『人生あみだくじ』の巻
『この家、売ります』の巻
『みんなで暮らすために』の巻
とりあえずの おわりに
著者等紹介
村山由佳[ムラヤマユカ]
1964年7月東京都生まれ。立教大学文学部卒業。会社勤務などを経て、93年『天使の卵―エンジェルス・エッグ』で第6回小説すばる新人賞を受賞。2003年『星々の舟』で第129回直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で第22回柴田錬三郎賞、第4回中央公論文芸賞、第16回島清恋愛文学賞を受賞。21年『風よあらしよ』で第55回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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