出版社内容情報
野球、ゴルフ、バスケ、柔道……様々なスポーツを愛する少年少女たちの、ささやかで重大なドラマ。読めば身体を動かしたくなる短編集。
内容説明
忠太は部活と父の特訓で野球漬けの毎日。でも密かにサッカーに憧れていて、それを知るのは幼なじみの明日香だけ。そんな彼がある日、父の異変に気づく(「野球家族」)。テニス、柔道、バスケにゴルフ。スポーツを愛する少年少女が抱える、友人や家族との些細でも深刻な悩み。彼らに共感しながら読むうち、体を動かしたくなってくるはず。スポーツをする喜びに満ちた小説集。書き下ろし1編を含む全7編。
著者等紹介
川西蘭[カワニシラン]
1960年広島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。79年、大学在学中の19歳のとき『春一番が吹くまで』でデビュー。小説を多数発表したのちに出家。現在は作家と僧侶を兼業している。元東北芸術工科大学教授、現在武蔵野大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひろりん
8
スポーツに関連した短編集。テニスに野球にゴルフにと、それぞれ種目は違うのですが、少しずつ人物が重なっていて、連続性があります。全体的に爽やかな青春ドラマって感じでした。2023/01/26
きゃさりん
0
爽やかな気分になったよ〜。7つの短編集なんだけど、最後の章にみんなチラッと顔を出していました(笑)全てがスポーツを扱っていて、女子が強かった!テニス、野球、柔道、ゴルフ、バスケット、ジョギング!何となく身近で知ってるようなスポーツなんだけど、主人公たちは色々悩みながらやってるの!その、悩みってのが競技に関係なかったりして(笑)読み終えて、さぁーー私も何か始めよう!とは思わんけどネ〜2022/10/06




