出版社内容情報
ゴルフが何よりも好きなプロゴルファー中原ひまりは、ゴルフに絶望したプロゴルファー三浦をキャディに迎えて、優勝を目指すが!?
内容説明
「迷ったときはわくわくするほうのショットを選ぶ！」プロゴルファーの中原ひまりは、二年目にしてその無謀なプレーで成績不調に陥っていた。ある日、スポンサーから新しいキャディとして、事故で一線から退き、いまは酒浸りの生活を送る三浦真人を紹介される。さらに次の大会で優勝しなければ、二人の契約を打ち切ると言い渡され！？崖っぷちコンビが頂点を狙い打つ。ゴルフエンタメ小説、開幕！
著者等紹介
半田畔［ハンダホトリ］
１９９３年、神奈川県出身。２０１５年、『風見夜子の死体見聞』で第３回富士見ラノベ文芸大賞・金賞を受賞、翌年同作でデビュー。同年、『海のユーユ』で一迅社文庫大賞・審査員特別賞を受賞、翌年同作を改題した『人魚に嘘はつけない』を刊行（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
40
クビ寸前の暴走女性プロゴルファー中原ひまりが、酒浸りの元賞金王・三浦真人と運命の再会を果たし、窮地を脱すべく二人三脚で奮闘するゴルフ小説。プロにはなったものの二年目にしてその無謀なプレーで成績不調に陥り、スポンサー契約継続の危機に陥っていたひまり。事故で一線から退いていた真人との思ってもみなかった再会から、真人のアドバイスで気づいたこと、宿命のライバルとの邂逅、そして焦燥からの衝突と、繰り広げられるストーリーはド王道で、だからこそ最後まで諦めない分かりやすくて熱く燃える展開にはぐっと来るものがありました。2021/03/09
半熟タマゴ
9
最悪な再開を果たした二人が手を組んで優勝を目指すゴルフエンタメ小説。崖っぷちだったひまりと真人は、ぶつかり合いながらも少しずつ変わっていく。勝つためのゴルフではなく自分がワクワクするゴルフを貫くひまりが輝いて見えました。ゴルフは全くしたことがありませんが、前からちょっと気になっているのでいつか挑戦してみたいです。2021/12/21
こばゆみ
5
表紙通りのﾗｲﾄなｺﾞﾙﾌ小説。巻末にｺﾞﾙﾌ初級講座が載っていて、ｺﾞﾙﾌをやったことない人にも配慮はされているけれど、ｺﾞﾙﾌに興味もない人が読むのはちょっとしんどかった(^_^;)。ｺﾞﾙﾌを始めて「楽しいな〜」と思い始めたくらいの人が読むと楽しめると思う。2021/04/03
Nori
1
デビューしたての女子プロゴルファーとケガと事故により引退？した元男子プロがそのキャディとなってお互いに反発しあいながらも信頼関係を育てていき勝利を目指すスポーツ小説。多分、ゴルフの小説読んだのは初めてでなかろうか。ゴルフは中継でもほぼ見たことなければ大学のスポーツの授業で軽くボールを打ったことしかなかったけど、それでも十分楽しめた。主人公コンビも当然すてきなんだけど、それを支えるスポンサーや居酒屋の女将さん、そしてライバルたちも個性豊かで読んでて非常に楽しかったです。2022/08/27
ハナジロー
1
⭐⭐☆☆☆2021/05/09
