出版社内容情報
こんなご時世だけど、旅に出たい! そんな気分にさせてくれるエッセイ25編。ベストセラー作家・吉田修一の素顔が垣間見える。
内容説明
旅ってやっぱりいいもんだ。そこには人や場所との出会いがあり、人や場所の匂いがあり、人や場所の声が聞こえ、人や場所の手触りがある。台北や博多の屋台で舌鼓を打ち、沖縄やマレーシアの真っ青な空に目を奪われる。旅に出ることが出来る、それだけで奇跡。ANA機内誌連載をまとめたベストセラー作家・吉田修一の素顔が垣間見えるエッセイ集。このご時世、まずは「読む旅」を楽しんでください。
目次
博多って、おっきいなー
清潔であること
思い出のアドレス帳
長崎うまかもん
惜しい…。
静かに近づき、静かに去ってゆく
お盆・花火・長崎
ペルヘンティアン島の奴ら
台湾でのサイン会
フリーハグしてみた
あいにく絵心なし
朝の種類
百年後の笑っていいとも
ベルンで川を流れる
時間を持つもの・軽井沢
人間の声
無音の世界
遠いパリのこと
苦節三十年
泣きたくなるような青空
浪速の従姉妹漫才
大恩人・辻原登さん
中華料理店の王さん
満開の桜の樹の下・NY編
遠くて近いブラジル
著者等紹介
吉田修一[ヨシダシュウイチ]
1968年長崎県生まれ。97年「最後の息子」で文學界新人賞を受賞しデビュー。2002年『パレード』で山本周五郎賞を、「パーク・ライフ」で芥川賞、07年『悪人』で毎日出版文化賞、大佛次郎賞、10年『横道世之介』で柴田錬三郎賞、19年『国宝』で芸術選奨文部科学大臣賞、中央公論文芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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