出版社内容情報
佐藤 賢一 サトウ ケンイチ 時代小説 エンタメ シバレン 眠狂四郎 市川雷蔵 円月殺法 無想正宗 近藤重蔵 蝦夷 北方四島 剣豪 徳川
内容説明
豹変した徳川家慶を操る黒幕は、目付の佐野勘十郎だった。人格者の明日心剣をも手駒とする佐野の情報収集力と狡猾さに、狂四郎たちも手を焼く。大奥に送り込んだ二人の女や協力を申し出てきた忍者三兄弟の働きにより、敵の本拠地である京都二条城へと至る狂四郎だが、そこには佐野の懐刀、妖術使いの鹿火屋鬼庵が待ち構えていた―。物語が決着するとき、あなたの胸に去来するものは。傑作長編。
著者等紹介
柴田錬三郎[シバタレンザブロウ]
1917年岡山県生まれ。本姓斎藤。慶應義塾大学文学部卒業。在学中『三田文学』に処女作「十円紙幣」を発表。戦後、編集者生活を経て、51年『イエスの裔』で第26回直木賞受賞。代表作『眠狂四郎無頼控』『赤い影法師』『曲者時代』ほか。78年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。